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なんやかんやで、1曲目終了しました!
今朝方(2/9)、面白いアレンジを発見できたのでやり直し&追加の作業などでバタバタしましたが、とりあえず終了☆
面白いアレンジと言うのは、以前紹介したMS方式の応用みたいな方法でのアレンジ!
「でも、このアレンジって今回の方みたいな『打ち込み系』の曲の飛び道具的な使い方しかできないんだろうな・・・たぶん・・・」
基本を知っているからこその応用・・・私ってその『基本』が欠乏していますが・・・(T_T)
今回(1曲目)の方のミックス音源を聴いた時に思った感じが、全体的に『コンプ臭い』と思ったので私はあえて『柔らかい音』に仕上げております!
打ち込みのアコギの音が「そこまで!?」ってくらいイイ音だったので、その音のミックス(アレンジ)に注意しながら作業させていただきました☆
後は、私も威張って言える程の腕はありませんが、いただいたミックス音源が平面だったので、全体的に奥行きがあるミックスに心掛けました!
※(打ち込み系の音だと)以外に、この奥行きを出すのに苦労します。
【本日のミックスのワンポイント!】
ボーカルをミックスする際に役立つアイテム『ディエッサー』について。
私がよく使うディエッサーはこちら↓↓↓
【WAVES/DeEsser】
このディエッサーという機能はどんな時に使うのかと言うと、マイクでボーカルなどを録音した際に「さ行」の音が耳障りに聞こえることがあります。
※周りに誰もいない方は言ってみて下さい。「さ、し、す、せ、そ」って・・・、耳障りな音でしょ?前歯に空気があたっている状態です。(通称:吹かれ)
特にミックスをしているときなどはこの「さ行」の処理に苦労することがあります。
もちろん録音時に適正に録音されていれば大丈夫なのですが、マイクに口を近づけ過ぎたりした時などはこれがとても気になります。
ボーカルテイクのピークがこの「さ行」に来ていることも良くあり、これを一発で補正してくれる機能がディエッサーです。
と、大体の人が『ボーカルの処理』として使用していると思いますが、発想の転換です!
このディエッサーの仕組みは、周波数帯を指定したコンプレッサーです。
気付きました?
コンプレッサーと考えると、他にも様々な音に活用する事ができると思います!
と言うことで、私は次の曲のミックスの旅に出るのでした・・・。
投稿日 2011年2月8日
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寝不足です・・・。
早目に帰った筈なのに・・・。
興奮して眠れませんでした・・・。
※まだまだ子供なので(^^ゞ
一曲目に預かった曲は、約8~9割方終了しました☆
ん~、今回悩んだ点は・・・『①オケに馴染んだボーカル』でしょうか?
※前回の『企画レポ!その①』記事
結局、NEVEにリアンプしてTG12412(EQ)で音の整理をして大体は完成しました!
前にも紹介しましたが【EMI/TG12412】はかなりイイ!
もう一つ、強いて上げると『ベースの高音があまり出て(入って)いなかった・・・』と言うところでしょうか。
※データをいただく前に何か加工してしまっていたのかな?
ですが、グルーブ感は私的にイイと思いますが・・・クライアントさんはどう思うか(;-ロ-)
※機会があればここに音源をupしたいのですが・・・
【本日のミックスのワンポイント!】
ボーカル等のミックスの際に、大抵の方は一つのトラックで作業されてると思います。
ですが、そこを『トラック(以下、Tr)1にAメロ』『Tr2にBメロ』『Tr3にサビ』などと分けて作業をすると効率がいいですよ!
そして、ボーカル全体を馴染ませる(バランスをとる)ために、また別トラック(私の場合はBus)にまとめて作業しています!
大体の曲ってAメロは静かでサビで盛り上がるって感じじゃないですか?
それに、それぞれの箇所でEQのおいしいセッティングが違っていたりすると、書き込むのに面倒じゃないですか?
因みに、私はボーカルのベロシティーは書き込みます!
※面倒ですが・・・
世の中には【vocal rider】と言う優れたプラグインが存在しますが・・・
【WAVES/Vocal Rider】
ここはあえて手動の方が納得のいく作品になると思います!
新しい機材や技術を自分のモノにするのって簡単ではありません!
なので私も『日々勉強、日々実験』です!
投稿日 2011年2月7日
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いやぁ~、本日はいつも以上に・・・か・な・り、引きこもっておりました!
今回の企画は私のレベルアップをはかる企画でして、普段とは全く違う視点、観点で作業を進めているわけで・・・
頭の中が迷宮モード( ̄~ ̄;)??
まず、先に最初に音源を持ってきてくれた方のミックスを優先!
ボーカル、エレキギター以外全て打ち込み!
※これがまたクオリティーが高い・・・
全体の大まかなバランスは本日終了したのですが、メインボーカルの迫力が・・・
一度”NEVE”にリアンプしてみようかな?
※倍音を加えるため
後は各パートの細かい調整を・・・(特にEQ)
前回説明したサイドチェインを幾多にも繋いでいたら、頭の中がマジで迷宮・・・
本日は【足し算】のミックスをしたから、明日はそこから【引き算】のミックスに移ってみようかな?
バンドサウンドと違って、打ち込みサウンドはミックス工程が多少違うので実験のしがいがありますp(>_<)q
※トラック数も多いし・・・
【ここでミックスのワンポイント☆】
『必要、不必要な音域を見極める!』
一言で説明すると簡単なのですが、これが意外と難しい┐( ̄ー ̄)┌
ミックスの段階でキックやベースの低域(50Hz以下)をばっさりカットしてしまう人がいるかも知れませんが、意外とそこにオイシイ倍音が含まれていたりします!
※もちろんその他の楽器、歌なんかにも・・・。
でも、前に説明した『マスキング効果』も問題になってきます・・・。
ですが、カットしてしまえばその音のレベルが多少下がるので、その分マスターボリュームでレベルを上げれるということになるので、最終的には全体的な音量が上がります。
本当にもう、いたちごっこです(T_T)
ミックスって奥が深い・・・ってことっすな!
皆さん頑張って下さいp ( ^ ∇ ^ )q
投稿日 2011年2月6日
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と言うことで、早速のこのネタ【サイドチェイン】についてです!
宅レコのレベルでこの方法を使っている人は少ないかも知れないけど、エフェクトのかかり具合に変化を持たせる際に必要不可欠なワザの一つともいえるでしょう!
今回そのワザを使用するのに使ったプラグインはこちら↓↓↓
【compressor/limiter】
【サイドチェインとは?】
エフェクターの制御を外部入力によってトリガーすることで、例としてはキックの音をトリガーにして、キックがなった瞬間にベースにコンプをかけ、その音量をコントロールする等の使い方があります!
主にコンプレッサーやゲートと言った、ダイナミクス系のエフェクトについてる機能です!
手っ取り早く説明すると下の図です。
んで、更に今回もサンプル音源を作ってみたので聴いてみて下さい☆
【サイドチェイン前】
Audio clip: Adobe Flash Player (version 9 or above) is required to play this audio clip. Download the latest version here. You also need to have JavaScript enabled in your browser.
【サイドチェイン後】
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※今回は、わかりやすく少しキツメにコンプをかけてみました!
どうでしょうか?わかりましたでしょうか?
この方法でキックが埋もれることが少なくなると思いますよ☆
因みに今回紹介したやり方では、キックとベースですがまだまだ応用ができます!
EX)
①キックのタイミングでパッドの音圧を下げる、ダフトパンク風うねり
②歌(ギター)がなくなる部分にのみディレイをかけるワザ(ダッキングディレイ)
③ローカットした音をコンプに送って、アコギの高音弦の響きをクリアーにする
④全体に出過ぎたキック&ベースのローを削って聴きやすくする
⑤サビ等で他の演奏に埋もれそうな歌を前に出す
・・・等々、EQやディレイ、リバーブなんかとの組み合わせで方法は無限です!
本当にいろんな方法があるので、皆さんも試してみて下さい(*´∀`)q