営業情報!

投稿日 2011年4月14日 /カテゴリー: What's new | No Comments

なんか、バタバタしてて報告していなかったのですが・・・

現在、お店は通常営業をしております。

スタジオにつきましては、今まで通りの営業を行っておりますが、飲食に関して(食材の入荷が)は今後どうなるか分かりませんが、今のところ普段通りのお食事を提供できております。

まだまだ油断のできる状況ではないかも知れませんが、今は私に出来ることを一つ一つこなしていこうと思います。

これからも宜しくお願いいたします。

とり急ぎのご連絡!

投稿日 2011年4月8日 /カテゴリー: What's new | No Comments

昨晩の余震は、また凄かったですね。

今回の余震でまた被害が出ているところもあると思います。

因みに、当店は今回の余震による被害はありませんでした。

本日(4/8)の昼過ぎにお店も電気が復旧いたしました。

何件かお問い合わせがありましたが、とりあえず先日ご連絡を差し上げた通りの内容ではありますが、営業いたします。


REDHOTマニュアル≪コンプレッサー編≫

投稿日 2011年4月6日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new | No Comments

私の一番大好きなエフェクトであり、一番大嫌いなエフェクトの一つです。

一年くらい前に【REDHOTマニュアル≪EQ編≫】でEQを紹介したのですが、普段の私のblogを見ていて気付いてる方も多いと思いますが、、、

『私、文才ないんです!!!』

でも、音作りの基本エフェクトでもあるコンプ/リミッターの説明もちゃんとしなくては、と勝手に思い今回重い腰をあげてみました。。。
※今回はコンプを重点に説明します。

ハッキリ言って説明も難しい・・・。

つたない説明かと思いますがお付き合い下さいm(__)m

コンプとリミッターの違い

このコンプとリミッターは簡単に説明するとどちらも同じです。と言うのもモノによっては「コンプ/リミッター」と1つのエフェクトで表記されているモノもあります。

具体的(意味的)に説明すると・・・

コンプレッサー(圧縮機)・・・オーディオ信号のダイナミックレンジを圧縮する装置のことで、入力信号がある一定のレベルを超えると、入力信号が大きくなるにつれて逆にゲインが減少して、出力信号の増大を防ぎます。※略して「コンプ」

リミッター(制限機)・・・設定した最大レベル以下の信号に対しては何の効果も持たないが、入力信号レベルがそれを超えると増幅率を減少させ、出力が大きくなるのを防ぎます。

コンプのタイプ
(今回紹介している画像はプラグインとなります)
●真空管コンプ・・・文字通り「真空管」を使用したコンプレッサー。真空管の特性のサウンドに独特の”押し出し感”が生まれます。
【FAIRCHILD670】

●FETコンプ・・・音質的には真空管に近いもので、クリーンノイズが少ない万能タイプ
【BF76(UREI 1176LN)】

●オプト・コンプ・・・自然なダイナミックが特徴ですが、特性上アタック/リリースタイムがあまり早く設定できない
【CLA-2A】

●VCAコンプ・・・電圧を使い数学的な見地でコントロールするため、音のスピード設定の幅が広いコンプです
【G-Master Buss Compressor】

コンプのパラメーター

●スレッショルド
コンプレッサーが動作を始める入力音量をスレッショル・レベルといい、このスレッショルドを超えた信号の音量が抑えられることになります。

●レシオ
スレッショルドを超えた入力信号を“どのくらい抑えるか”を決めるパラメーターがレシオです。文字通り圧縮の「比率」で、〇:1という値で示します。この比率はdB単位で、例えば4:1の場合は、スレッショルドを4dB超えて入力した信号が、スレッショルドレベルより1dB大きく出力されることになります。

●アタック・タイム/リリース・タイム
ここまでで、コンプレッサーが“スレッショルドを超えた信号をレシオで設定した比率で圧縮する”ことを説明しましたが、コンプレッサーがかかっていない状態から動作を始めて、入力信号がレシオで設定した圧縮比になるまでには時間がかかります。この時間をアタック・タイムと言います。逆に、入力信号がスレッショルド以下になってから、コンプレッサーが解除される時間をリリース・タイムと言います。

●入力/出力レベルと初期設定
コンプレッサーで抑えた分の音量は、出力レベルで調節してあげる必要があります。コンプレッサーはしばしば音圧を上げるために使われますが、これは一度音量を抑えて平均化した上で、出力レベルを原音のピークに合わせて持ち上げることで、こうした効果が得られます。
※この際、出力レベルを大きくすると、確かに迫力が増したように感じます。しかし、単純に音量を上げるだけでも迫力があるように聴こえるので、注意が必要です。
ここで大事なのはコンプレッサーのかかり方であって、音量の大小にごまかされないようにしましょう!

コンプのパラメーターを分かりやすく図解したモノを見付けましたので参考にして下さい。

今回のコンプの説明は、以前紹介した【REDHOTマニュアル≪SIDE CHAIN編≫】よりも前に説明しておきたかったのですが・・・

色々と、このblog(マニュアル等)を通して説明していますが、まずは『やってみる!』と言う事です!!

まぁ~何にせよ、このスタジオをかまえて本当に思ったことが『良いミックスを作る(知る)には、良い環境から』と言うこと覚えました。
※『今の環境が最高』とまでは思いませんが・・・。

モニター環境が違うせいか、自宅で作業していた時とは、全然音の出方が違うんです!

皆さんも是非「環境」からいじってみるのもいいと思いますよ!
※少しの工夫で大きな進化☆

ん~~~、いずれそっちのマニュアルも書いてみようかな???

良いミックスとは?

投稿日 2011年4月4日 /カテゴリー: What's new, studio | No Comments

まず、はじめに・・・
※宅レコをされている方に言いたいこと。

『ミックスダウン(トラックダウン)をする』と考えた時に、まず真っ先に「EQ、コンプを・・・」と思い付く方がほとんどだと思います。
※意外と私もそうでした、、、

その前にやっていただきたいこと、

①EQ・コンプをかける前に『素』の状態で全体のバランスをとる

②仕上げたい曲をイメージする

これってかなり大事な事だと思いますよ!!

「フェーダーを上げる前にコンプ」と言うのはナンセンスだと思います!!!

『録り音が小さすぎたからコンプで大きくしよう!』

『録り音が良くない・・・』

場合にもよると思いますが、、、録り直しましょう!

それがアマチュア(宅レコ)の醍醐味じゃないですか!

スタジオ等を使ったレコーディングだと『時間=増』という考えにもなりますが、自分の趣味でやっていることだからこそ時間をかけましょう!

良い機会なのでこんな話をしてみたいと思います。

以前にもお話しましたが『ボーカル等のピッチ補正(修正)』。

裏にはいろんな考えがあります。中でも一番が、

「こんな状態ではお客さんに音源(CDなど)を渡せない。」

だと思います。

一言、、、『上手くなりましょう!』

ヘタをすると・・・「あのアーティスト、CDよりライブの方が下手くそ」と言われてしまいますよ。。。

『補正(修正)をした時点でもはや本人ではない』ってことです。

まぁ~割り切っているお客さんも多いですが・・・(これが現実なのかな?)

とある方の言葉ですが、

『100回の練習と1回の本番』

文明の力に頼ることの出来るこの時代ですが、、、上手くならないですよ。。。

やっぱアーティストがステージで輝いて欲しいです☆

と、まぁ~かなり脱線してしまいましたが、兎にも角にもまずは曲のイメージが大切ってことです!

たまに、

「(後日の)ギター録りの前に、先に録ったドラム&ベースのミックスをチャチャっとお願いします。ギターの音作りのためにイメージしたいので・・・」

「(この曲って私(エンジニア)の曲ですか?)」

『私のイメージ=アーティストのイメージ』ではないと思います。

正直、全部の音が揃ってからの全体のイメージ作りですから・・・

もちろん答えは『NO!』ですよね。

「では、練習のため・・・」

「普段スタジオなどで練習してるんですよね?」

先ほども言いましたよね?

『100回の練習と1回の本番』

あれ?また脱線した?

私は今になっても日々本当に勉強(実験)しています。サラリーマン時代も、、、いや、もっと以前から、、、
※それが仕事なのでもっとやらなきゃいけないのですが・・・

雑誌に頼るのもいいと思いますが、結局書いてあることは『参考(キッカケ)』として捕らえている程度でいいと思いますよ!

よくその手の雑誌に

『ギターにかけるEQは〇〇kHzは〇〇dbで・・・』

と、丁寧に書いているように見えますが、実際あなたの扱っている音は違う音なのですから!セッティングは違うはずです!

良い意味で固定概念は捨てましょう!

「良い音」それは「アーティストさんの腕」にもかかっている部分です!

それを生かすも殺すも私の腕です!!

もっと腕(レベル)を磨きます。。。

【音圧】についての私の考え・・・

投稿日 2011年4月3日 /カテゴリー: What's new, studio | No Comments

最近、本当にいろんな方から『音圧ってどうやってあげるんですか?』『録った(作った)音が(市販)CDより小さいんですが』という質問を相変わらずされます。
※もっと私のblogに興味をもっていただきたい。。。

以前、このblog上【REDHOTマニュアル≪マスタリング(音圧)編≫】でザックリと音圧の上げ方を紹介しました。

そこで、今回は自分で言った前回の話をある意味ぶち壊してみたいと思います!

で?何を言いたいかって?

「音圧を上げることに、本当に意味はあるのでしょうか?」

って事です!

私がレコーディング&ミックスを依頼された時には、もちろん全力で作業します。

そこからのマスタリング・・・

『もっと(市販)CDみたいに音圧を上げてもらえますか?』

依頼されればやりますよ!もちろん過激に上げることも・・・

≪本心≫
ミックスダウンした状態の音をボリュームを上げて聴いた方が最高にいい!!!

簡単に言うと、マスタリングした音ってミックスダウンした音源と結構印象が変わります。
※『だけど・・・音圧を上げたい』って方の為に過去blogに説明してあります!

まだまだ経験の少ない私が言うのもなんですが・・・。

何事もほどほどにって事ですかね?

音圧の事を考える前に、まず『良いミックスを作る』って事の方が大事だと思いますよ!

私、音楽をよく料理に例えて説明することがあるんですが・・・

『素材・味付け・調理方法がバラバラ(ミックスダウン)では、どんなにキレイに盛り付けをした料理でも、本当に美味しい料理にはならない(マスタリング)』ってことです。

(だから私も今、必死にもがいています。。。)

余談ですが、最近の私の考え・・・

一言であらわせば『プラグイン(デジタル)の限界』です。
※これまた、この事にふれていくと長くなりそうなので、今回はこれ以上語りませんが・・・

でも、これも「プロ」と「アマチュア」の違いと言っても過言ではないと思います。。。
※このデジタルな時代に何を言ってるんだか・・・

今、私は『悩めることの贅沢さ』を一人で味わっております☆

さぁ~、皆さんも一緒に贅沢しましょう☆

(言いたい事がまとまらずに、あまりぶち壊せなかった。。。)