まず、はじめに・・・
※宅レコをされている方に言いたいこと。
『ミックスダウン(トラックダウン)をする』と考えた時に、まず真っ先に「EQ、コンプを・・・」と思い付く方がほとんどだと思います。
※意外と私もそうでした、、、
その前にやっていただきたいこと、
①EQ・コンプをかける前に『素』の状態で全体のバランスをとる
②仕上げたい曲をイメージする
これってかなり大事な事だと思いますよ!!
「フェーダーを上げる前にコンプ」と言うのはナンセンスだと思います!!!
『録り音が小さすぎたからコンプで大きくしよう!』
『録り音が良くない・・・』
場合にもよると思いますが、、、録り直しましょう!
それがアマチュア(宅レコ)の醍醐味じゃないですか!
スタジオ等を使ったレコーディングだと『時間=金増』という考えにもなりますが、自分の趣味でやっていることだからこそ時間をかけましょう!
良い機会なのでこんな話をしてみたいと思います。
以前にもお話しましたが『ボーカル等のピッチ補正(修正)』。
裏にはいろんな考えがあります。中でも一番が、
「こんな状態ではお客さんに音源(CDなど)を渡せない。」
だと思います。
一言、、、『上手くなりましょう!』
ヘタをすると・・・「あのアーティスト、CDよりライブの方が下手くそ」と言われてしまいますよ。。。
『補正(修正)をした時点でもはや本人ではない』ってことです。
まぁ~割り切っているお客さんも多いですが・・・(これが現実なのかな?)
とある方の言葉ですが、
『100回の練習と1回の本番』
文明の力に頼ることの出来るこの時代ですが、、、上手くならないですよ。。。
やっぱアーティストがステージで輝いて欲しいです☆
と、まぁ~かなり脱線してしまいましたが、兎にも角にもまずは曲のイメージが大切ってことです!
たまに、
「(後日の)ギター録りの前に、先に録ったドラム&ベースのミックスをチャチャっとお願いします。ギターの音作りのためにイメージしたいので・・・」
「(この曲って私(エンジニア)の曲ですか?)」
『私のイメージ=アーティストのイメージ』ではないと思います。
正直、全部の音が揃ってからの全体のイメージ作りですから・・・
もちろん答えは『NO!』ですよね。
「では、練習のため・・・」
「普段スタジオなどで練習してるんですよね?」
先ほども言いましたよね?
『100回の練習と1回の本番』
あれ?また脱線した?
私は今になっても日々本当に勉強(実験)しています。サラリーマン時代も、、、いや、もっと以前から、、、
※それが仕事なのでもっとやらなきゃいけないのですが・・・
雑誌に頼るのもいいと思いますが、結局書いてあることは『参考(キッカケ)』として捕らえている程度でいいと思いますよ!
よくその手の雑誌に
『ギターにかけるEQは〇〇kHzは〇〇dbで・・・』
と、丁寧に書いているように見えますが、実際あなたの扱っている音は違う音なのですから!セッティングは違うはずです!
良い意味で固定概念は捨てましょう!
「良い音」それは「アーティストさんの腕」にもかかっている部分です!
それを生かすも殺すも私の腕です!!
もっと腕(レベル)を磨きます。。。