REDHOTマニュアル≪GALLIEN-KRUEGER編その③≫

投稿日 2010年2月15日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new, studio | No Comments

GKの説明は今回で3度目になりますが・・・

今回は【1001RB-Ⅱ】のサンプルセッティングをご紹介させていただきます!
下記の推奨セッティングは、お客さまご自身のサウンドを作るときの開始点としてご利用ください。

●コントゥアーについて
大音量で演奏する場合、コントゥアーは低めに設定し、中音域の明瞭度が保てるようにしてください。

●ボリュームについて
下記の推奨セッティングを試すときは、最初にボリュームを調節してください。


先ほども説明しましたが、あくまでも参考資料として、後はご自身で納得のいく音を作ってください!

REDHOTマニュアル≪Marshall/JCM2000(DSL)編≫

投稿日 2010年2月14日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new, studio | No Comments

では、Marshall/JCM2000(DSL)についてお話したいと思います。
※当スタジオではDSL100が完備されています。


簡単な説明から・・・
クラシック・ゲイン(チャンネルA)にはクリーンとクランチ、ウルトラ・ゲイン(チャンネルB)にはリード1とリード2のモードを装備した、オール・チューブ(バルブ)・アンプヘッド。Marshallらしいバルブの開放的な音とユーザーの求める重低音をすべて詰め込み、今までのMarshallにないパワフルなゲイン能力とクリーンなサウンドを実現。スプリングリバーブ装備。

重複した説明になりますが、JCM800のような歪みを出す”ウルトラ・ゲイン”と1959SLPのようなクランチサウンドが出せる”クラシック・ゲイン”によって歴代のマーシャルサウンドが出せるといっても言い過ぎではないかも知れません。もちろん好き嫌いはありますが・・・。

続けてフロントパネルの説明に移りたいと思います。

①電源スイッチ
電源をオン/オフします。

②スタンバイスイッチ
※ここはよく知っておいて下さい!
使用する前にアンプを適正な温度に暖めておくことができます。バルブの寿命を伸ばすため、電源スイッチ①をオンにして2分程おいてからスタンバイ②をオンにして下さい。
オフにするときは、電源スイッチを切る前にスタンバイを切って下さい。
休憩のときは、スタンバイを使えば演奏をしていないときでもバルブを暖まった状態にキープできるので便利です。

【イコライザー】
③ディープスイッチ
このスイッチは、大切なローエンドのサウンドを濁らせることなく、音程感のある低音をブーストし”ズシリ”とした重みのあるサウンドを加えます。

④プレゼンス
高周波を制御して鮮明で鋭い音にします。これを上げると、切れのある目立つサウンドになります。

⑤トレブル
アンプの高音を制御します。

⑥ミドル
アンプの中音を制御します。これを上げると厚みのあるサウンドになります。
またクリーンチャンネルの中音と音の厚みを調整します。逆に下げると、より鈍く薄い音になり古典的な”中抜け”のトーンが得られます。

⑦ベース
低音を調節します。

⑧トーンシフト
トーンシフトはトーン・ネットワークの各要素を再構成し、パッシブトーンの形成に新たな次元を加えます。スイッチを”イン”にしてミドル⑥を下げた状態にすると”中抜け”サウンドになり、ある種の古典的なメタルのスタイルに適しています。

【リバーブ】
⑨チャンネルB
チャンネルBのリバーブを制御します。

⑩チャンネルA
チャンネルAのリバーブを制御します。

【ウルトラ・ゲイン/チャンネルB】
⑪ボリューム
チャンネルBのボリュームを制御します。

⑫リード1/リード2・スイッチ
DSL100のチャンネルBには2つのモードがあります。
一つ目のリード1(クランチ2)は、オープンなハイゲイン・クランチサウンドでJCM800 2203マスターボリュームをホットロッド(改造)したような、伝統的なマーシャルサウンドの特性が得られます。
リード2(スムース・モード)では、中域がブースとされ、さらなるハイゲインへの可能性を広げるモードです。

⑬ゲイン
チャンネルBのゲインを調節します。ゲインの増加に比例してディストーションも増加します。

⑭LED
チャンネルB選択時に点灯します。

⑮チャンネルスイッチ
チャンネルAまたはBを選択します。

⑯LED
チャンネルA選択時に点灯します。

【クラシックゲイン/チャンネルA】
⑰ボリューム
チャンネルAのボリュームを制御します。

⑱クリーン/クランチ1
チャンネルBと同様、チャンネルAにも2つのモードがあります。
一つ目のクリーンは、初期の1959プレキシスーパーリード・ヘッドを思わせるものです。ゲインのセッティング⑲に応じて、クリーンから激しすぎないプレキシスタイルのクランチトーンが得られます。
クランチ1は、JCM800 2203のような”きしみ”が出るモードです。

⑲ゲイン
チャンネルAのゲインを調節します。ゲインの増加に比例してディストーションも増加します。

⑳入力
ギターのコードを差し込みます。

立て続けにリアパネルの説明にもいっちゃいます!

※ここでは当スタジオでの必要最低限の箇所だけ抜粋して説明いたします。

【フットスイッチ】
①チャンネル
このジャックに*PED801フットスイッチを接続するとチャンネルAorBを切り替えることができます。

②別途PED801フットスイッチを接続すると、リモートでリバーブをオン/オフすることができます。

*PED801フットスイッチはオプション(無料)となっておりますので、使いたい方はスタッフまでどうぞ!

【エフェクトループ】
③~⑤の使用は当スタジオではおひかえ下さい。

⑥16Ω出力
外部の16Ωスピーカーキャビネットに接続します。
※当スタジオではMarshall/1960A(16Ω Input)へ接続してあります。

⑦~⑩⑫の使用・取り外しは当スタジオではおひかえ下さい。

⑪電源入力
アンプに電源コードを接続します。

と、まぁ~今回もグダグダと説明したわけですが、読む方も大変だと思いますが、私も結構疲れます(^_^;)

それでも何故こんなことをやるかと言うと、大体どこのスタジオの機材も、(その機材を)使ったことがなかったり、知らない(解らない)機能があったりして使いこなせていなかったりしませんか?

ご自身の機材であれば『取り扱い説明書』があったりして自身で勉強できるのですが、スタジオ機材ともなるとそうもいきません。

そこで『私に何ができるか?』と言う気持ちから≪REDHOTマニュアル≫を作成しております。

って偉そうなこと言って・・・。

なんにせよJCM2000・・・噂によるとトラブルの多い機種とか・・・JCM800とかに比べると回路が複雑なのでしかたのないことですが・・・
※一応、当スタジオには予備機にもう一台ございますが・・・大事に扱って下さいm(__)m

因みに・・・

当HPで紹介していませんが、実は【Marshall VALVESTATE VS100】と言う裏名機もあったりします☆

※こちらは、レコーディングの際に使用しようと思っているのでレンタルの予定はありませんm(__)m

REDHOTマニュアル≪音楽用語【GAIN/ゲイン】編≫

投稿日 2010年2月13日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new, studio | No Comments

先日、お客さんとの会話の中で【GAIN】についての話題になった。

お客さん「歪ませる時にはGAINを上げるでしょう!」
お客さん「GAINって歪ませるヤツでしょ?」

まずGAINの意味を説明します。

ゲイン[gain]【電気】
利得とも言う。増幅器(アンプ)において、入力信号の変化に対する出力信号の変化の比率を、通常はdBで表したもの。

なんのこっちゃ(@_@;)

当スタジオの機材をお使いのお客さまは知っている(気付いてる)と思いますが(※っつうか、音楽機材を使ったことのある方は知っていると思いますが・・・)、ギターアンプやベースアンプに【GAIN】【VOLUME】【MASTER】などという言葉を目にしたことがあると思います。

Marshall/JCM2000を例にして言うと・・・


GAINとVOLUMEが一緒についています。これは「プリアンプ」「パワーアンプ」です。
プリアンプは音質を整えたり、入力レベルを調整役割があります。この「入力レベルを調整する」のがGAINなのです。
パワーアンプに送る音量を調節してるのです。
中身はボリュームでもパワーアンプが”得る音量”という意味でGAINと書いてあるのです。

それに比べ、パワーアンプは本当に音を大きくしてます。

なので『GAIN=歪み』というのは間違いではないと思いますが、大入力の信号なんかは、そこで絞って小さくしてやる。逆に、小さな信号の場合は、大きく増幅する。フェーダーへの入力をそろえる事で、使いやすくなるし歪みにくくもなる。ってことが本来の使い方(意味)ではないのかな?と思います。
※違ってたらゴメンなさい_(._.)_

※例に上げたJCM2000はマズかったかも知れませんが、Marshall/JCM2000のゲインは、ゲインの増加に比例してディストーション(歪み)も増加するので、例えにしては不適切だったかも知れません(・・;)

たった今お客さんと、このblogについて話してて決定☆

次回のネタは【Marshall/JCM2000DSL100】についてお話しようかと思います!
※と言ってもフロントパネルの説明だったりしますが・・・(^^ゞ

興味があったらのぞいてみて!

REDHOTマニュアル≪A&Bst簡易レコーディング編その②(裏技)≫

投稿日 2010年2月12日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new, studio | No Comments

少し落ち着いたので例の≪裏技≫の説明をしたいと思います!

まず始めに『ミキサー(EMX5014c)』のセッティングから・・・



※ミキサーの詳しい名称と機能については「REDHOTマニュアル≪YAMAHA/EMX5014c編≫」にてご確認下さい。http://musiccafe-redhot.com/main/?p=1104

通常5/6chのINSERT I/O端子に白赤のジャックが接続してあります。それを【REC OUT】へ接続し直します!

差し替えは以上で終了です!

さて、ここから少し複雑?になりますが、今までの接続では天井からのマイクの入力をミキサー側のマイクプリを経由してそのままスルーしてCD-RW900SLへ音を流し込んでいたのですが、今回説明している繋ぎ方ではある程度ミキサーで音量調節をしなければいけません。

【メリット】
各chのボリュームを調節してCD-RW900SLへ音を送る事ができます。

例としては1~3chにVoマイクを接続し(ONスイッチをオンして下さい)、5/6chのONスイッチもオンして下さい。

後は、それぞれ各chのチャンネルフェーダーにてレベルを調整していただくのですが!天井のマイクは皆さまの演奏をかなりの*オフマイク(*音源から距離を置いてマイクセットすること)になっているので5/6chのチャンネルフェーダーは上げ気味にした方がいいかと思います。

続いてVoマイクのセッティングですが、こちらのチャンネルフェーダーは実験してみたところ-30~-40にした方がいいみたいです。
※この場合エフェクトの情報もダイレクトにCD-RW900SLへ行きますのでセッティングは慎重に!

もちろんシンセorエレピも同上です!

【デメリット】
Voのボリュームが低いためモニターからの返し音が聞こえません(T_T)

※今回のBANDサウンドの実験は【splat】の皆さまにご協力いただきました。ありがとうございますm(__)m
splat http://84.xmbs.jp/splat/?guid=on

ね!前回お伝えした『CD-RWの方がいい!』って意味もわかりますよね!何度も録ってみて自分たちのセッティングを見つけ出すためにも余計な出費が出ないCD-RWの方がいいですよね!ミスっても消せるし(^_^;

以上がざっくりとした≪裏技≫になるのですが・・・わかりましたでしょうか?

補足説明をすると、上記内容はBANDサウンドでのセッティングとなりますので、弾き語り等のアコスティックなサウンドはまた異なりますが、使い方のイメージは大体同じなので使い方を工夫してみて下さい。

結局のところ「ここまで引き伸ばしておいてこんな内容!?」と苦情はお控え下さいm(__)m

ドラム仮レコーディング☆

投稿日 2010年2月9日 /カテゴリー: What's new | No Comments

昨晩からかけて準備したマイクセットで本日の日中に仮レコーディング終了しました!

本人(ドラマーの方)の了解が出たので近日中に音源をupしたいと思います☆
まずは、ミックスを頑張らねば・・・。

細かい説明はその時にお話しますが、今回は前回の写真の通り【フルマイクセット(12本)】と【XYステレオ方式(4本)】の2パターンでレコーディングしました!

限られた時間での作業だったのでマイキングは少々難ありでしたが、色々と勉強になる一日でした。

近日中にup・・・。本当に近日中に出来るかな・・・?

まぁ~、気長にお待ち下さいm(__)m

【お客さんからの一言】

『マスター、目のまわりのクマ酷いですね!』

本当に毎日寝不足です・・・(-_-)