REDHOTマニュアル≪YAMAHA/EMX5014c編≫

Posted 2010年1月30日 by fujita

前回お話した『裏技』の前にA&Bスタジオにあるミキサー≪YAMAHA EMX5014c≫の説明をしたいと思います!


※参考URL http://proaudio.yamaha.co.jp/products/mixers/emx5014c/index.html

すでに当スタジオでお使いになってる方はご承知かと思いますが、主にヴォーカルやシンセ等の音をスピーカーに送ります。

裏技に行く前にこちらの仕様をある程度知っておいた方が楽かと思いますよ☆

まず、簡単?に各部の説明をしたいと思います!


①INPUT A/B端子(チャンネル1~6)
ギターやマイクなどを接続します。

②LINE/MIC端子
ステレオ信号を入力します。シンセやCDプレーヤー・ipodなどステレオ信号で出力される機器を接続します。

③INSERT I/O端子(チャンネル1~6)
当スタジオでは5/6チャンネルにCD-RW900SLに音を送るために繋いでありますが、普段の皆さんは使うことがないかもです。

④[24dB]スイッチ(チャンネル1~6)
このボタンを押してオンにすると、各チャンネルの入力信号のレベルを26dB減衰させます。
マイクなどの入力信号のレベルが低い機器を接続したチャンネルはスイッチをオフにします。

⑤GAINコントロール
入力信号のレベルに応じて感度を調整します。
通常9時の方向でいいかと思います。

⑥ハイパスフィルタースイッチ(チャンネル1~9/10)
スイッチを押すとハイパスフィルターがオンになり、80Hz以下の周波数帯域を減衰させます。

⑦COMPコントロール(チャンネル1~6)
コンプレッサーのかかり具合を調節します。
こちらも通常9~10時の方向でいいかと思います。

⑧FCL(フィードバックチャンネルロケーティング)(チャンネル1~9/10)
ハウリングしているチャンネルをインジケーターで表示します。インジケーターが点灯しているチャンネルのEQ⑨または、チャンネルフェーダー⑱を下げてください。

⑨EQ(イコライザー:HIGH,MID,LOW)
3バンドイコライザーで、各チャンネルの高域、中域、低域を調整します。

⑩AUXコントロール
当スタジオでは使用していません。

⑪PREスイッチ
当スタジオでは使用していません。

⑫EFFECTコントロール
各チャンネルからEFFECTバスに送られる信号のレベルを調整します。

⑬PANコントロール(チャンネル1~6)/BALコントロール(チャンネル7/8~13/14)
PANコントロールは、各チャンネルの信号を、ステレオL/Rバスのどの位置に定位させるか決めます。
BALコントロールは、左右チャンネルの音量バランスを決めます。

⑭ONスイッチ
各チャンネルのオン/オフを切り替えます。ご使用になるチャンネルをオンにします。
※ノイズ減少のために、使用しないチャンネルのONスイッチはオフにしておいた方がいいかと・・・

⑮PEAKインジケーター
イコライザー後のピークレベルを検出し、クリッピングの手前3dBに達すると赤く点灯します。

⑯SIGNALインジケーター
各チャンネルに信号が入力されると点灯します。

⑰PFLスイッチ(Pre-Fader Listen)
各チャンネルの信号をPFLバスに送り出すスイッチですが・・・当スタジオでは使わないかもです・・・

⑱チャンネルフェーダー
各チャンネルの出力レベルを調節し、チャンネル間の音量バランスを調整します。


【デジタルエフェクト】
⑲SEND端子
当スタジオでは使用していません。

⑳PROGURAMU選択ダイアル
スタジオで確認下さい。

21.PARAMETERコントロール
選択したエフェクトタイプのパラメーター(効き具合や変化の速さなど)を調整します。

22.AUX1/2コントロール
当スタジオでは使用していません。

23.EFFECT ONスイッチ/インジケーター
オンにすると、内臓エフェクトが有効になりインジケーターが点灯します。

24.PFLスイッチ(Pre-Fader Listen)
内臓エフェクトの信号をPFLバスに送り出すスイッチですが・・・これも当スタジオでは使わないかもです・・・

25.EFFECT RTNフェーダー
ステレオバスに送られるエフェクト音のレベルを調整します。

【マスターセクション】
26.REC OUT端子
外部のDATレコーダーやCD-RWレコーダーを接続します。
これって・・・ひょっとして・・・。

27.EFF ON/OFF端子
当スタジオでは使用していません。

28.ST SUB OUT端子
当スタジオでは使用していません。

29.ST OUT端子
当スタジオでは使用していません。

30.PHONES端子
ヘッドフォンを接続します。

31.POWERインジケーター
POWERスイッチをオンにすると点灯します。

32.GEQ(グラフィックイコライザー)
各周波数帯域をそれぞれ+-12dBまで増減します。

33.GEQ ONスイッチ
GEQのオン/オフを切り替えます。

34.LIMITERインジケーター
スピーカー端子からの出力(パワーアンプ)が最大に達してリミッターが作動するとインジケーターが点灯します。

35.最大出力切り替えスイッチ
当スタジオでは200Wでお使い下さい。EV/SX300の故障の原因となります。

36.POWER AMP切り替えスイッチ
当スタジオではL/Rの設定でお使いください。

37.YS Processingスイッチ
こちらも使用しなくていいかと・・・

38.PHANTOMスイッチ/インジケーター
ファンタム電源をオン/オフするスイッチです。

39.STANDBYスイッチ
チャンネル1~6の入力を一括してミュート(消音)するスイッチです。

40.LEVELメーター

41.ST/AFL・PFLスイッチ
こちらも使用しなくていいかと・・・

42.PHONESコントロール

43.ST SUB OUTコントロール
こちらも使用しなくて・・・

と、まぁ~大体の機能を説明してみました!
※ここまでちゃんと読んだ方、ご苦労さまですm(__)m

ほとんどの方はスタジオにある機材の説明書とか読んだことがないと思いますが、上記のことは現時点で当スタジオに必要な知識です。と言うか、更にスタジオの活用方法が変わってくるのでは?

今回の内容は≪裏技≫に必要な知識も満載です☆

その裏技までもう少々お待ちください!その前にもう一仕事!

次回は【TASCAM/CD-RW900SL】の説明をいたします。
そこでは、CD-RとCD-RWのウマい使い方も紹介したいと思いますのでお見逃しなく(o^-’ )b

知識があるとお金の節約にもなりますよ! マジで!!