REDHOTマニュアル≪TASCAM/CD-RW900SL編≫

Posted 2010年2月2日 by fujita

前回お話した通り今回は【TASCAM/CD-RW900SL】のご説明をしたいと思います。


メーカーURL  http://www.tascam.jp/list.php?mode=99&mm=9&c2code=01&c3code=04&scode=09CR90SG01

前回のミキサーの説明より簡単に説明していきます。


※ここからの説明は、上図の番号通りではなく(REDHOT内で)覚えて欲しいとこだけ説明します。

⑫INPUT(L,R)つまみ
アナログ入力信号を録音するときの入力レベルを調節します。(L,Rチャンネル独立)

⑭MULTI JOGダイアル
トラックの選択や設定値の変更に使用します。また、このダイアルを押し込むと、ENTERキーとして動作し、選択したメニューや変更した設定値が確定します。

⑮FINALIZE/INSキー
ディスクのファイナライズ操作を行います。

⑯ERASE/DELキー
CD-RWディスク使用時には、トラックやディスクの消去などを行えます。

⑲STOPキー
録音や再生を停止します。

⑳PLAYキー
録音や再生を開始します。

21.READYキー
録音や再生を一時停止します。

22.RECORDキー
録音状態にします。

24.INPUT SELECTキー
当スタジオでは使用しないで下さい。
※通常ディスプレー上で【ANALOG】と表記されていることをご確認下さい。

以上が簡単な各部の名称と働きとなります。

≪知恵袋:CD-R/CD-RWの違い≫

◎CD-RとCD-RWの特徴
CD-R/CD-RWの見た目は音楽CDやソフトウェアCDとまったく同じです。 記録可能な最大容量は650MBと700MBのものが一般的です。写真や音楽などを記録するのに使用されます。
また、CD-R/CD-RWには「音楽用」と「データ用」の2種類があります。異なる点は、「音楽用」には、音楽などの著作物を私的に使用することを目的とした録音に対する、著作権者への補償金(私的録音補償金)が含まれているという点です。

◎CD-RとCD-RWの比較
【CD-R】
1回だけデータを書き込むことができます。記録したデータは変更したり、削除したりすることができません。
 * 設定により、空きスペースに後から追記することができます。
【CD-RW】
記録したデータを書き換えることができ、1,000回以上データを書き込み、削除することができます。
* 古いCD-ROMドライブの場合、CD-RWのデータを読み込めないことがあります。
* CDプレーヤーによっては、CD-RWが再生できないものもあります。

基本的すぎましたでしょうか(^^ゞ

何を伝えたいかと言うと・・・

『CD-RWは、録り(やり)直しが出来る!』

と言うことです!

前回お話した通り『ファイナライズをしなければ一般のCDプレーヤーで再生することはできない』のですが、CD-RWの場合は、アンファイナライズすれば再び録音することが可能なのです☆

次にアンファイナライズの方法をお教えいたします!

≪アンファイナライズ≫
①ファイナライズ済みのCD-RWメディアを挿入します。

②停止状態でフロントパネルのERASE/DELキーを押し、MULTI JOGダイアルで”UNFINALIZE?”を選択します。

③MULTI JOGダイアルを押し込みます。
ディスプレイに”Sure?”と表示されます。

④操作を実行するには、もう一度MULTI JOGダイアルを押し込みます。
アンファイナライズが始まり、ディスプレイに”Erase X:XX”と予想終了時間が表示されます。
アンファイナライズが終了すると”Complete”と表示されます。

ねっ! CD-RWの方が経済的に安くあがる気がしませんか?

おまけ情報で、ERASE/DELキーを押し、MULTI JOGダイアルを回すと”REFRESH(リフレッシュ)”って表示も出てきますが、これは停電などが原因でファイナライズの途中で強制終了したディスクや、PCで使用したディスクはCD-RW900SLで認識しないことがあるので、その様な場合に使用するのであまり意識しなくてもいいかも知れません。

以上が、本当に簡単ですがCD-RW900SLの基本的な使い方になります!

前回のミキサー(YAMAHA/EMX5014c)の説明でお気付きになった方もいると思いますが・・・いよいよ次回『REDHOTマニュアル≪A&Bst簡易レコーディング編その②(裏技)≫』を説明したいと思います☆