REDHOTマニュアル≪ベース編≫

投稿日 2011年9月15日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new, studio | No Comments

時間に余裕があるっていいですね!(本当はそんなに暇ではないのですが・・・)

って事で、今回のお題は『ベース』について語ってみたいと思います!

いつもながら、私の主観でお話しますので、あくまでも参考程度にお読み下さいm(__)m

STEP1. 音作り



ベースをやられている方で音作りがある意味最大の難点だと思いますので最初に説明してみようかと思います。

結構うちに来るお客さんなんかでも多いのですが、エフェクター(Ex:SANSAMP等)をかませる方を見かけます。

『ゴリゴリとした音にしたいので・・・』

とかって使い方をしていると思いますが、まずはそのようなエフェクターを使う前に【アン直】で音を作れるようにしましょう!

アン直:ベースからアンプに直接繋ぐことをそう言います。

ベーシストであれば誰もが思う事、それは・・・『どこのスタジオorライブハウスでも違うアンプ』ってところではないでしょうか。

うちのお店では、近くのライブハウス(club change)さんに合わせてアンペグを用意しておりますが、大抵の場合違うアンプがあると思います。

まずは、『どのベースアンプを使っても自分の好みの音を作れるようになる!』が重要なポイントだと思います!

それが出来なければどんなエフェクターをかませても誤魔化しにしかなりません。

今後、ツアーで県外を回った時にアタフタしないように【アン直】に慣れとくことをオススメします!

STEP2. 良い音

簡単に一言で言っちゃいます・・・良いベースを買って下さい。

後は、最近本当に思い知らされていること・・・ケーブルにもこだわってみて下さい。面白いように音が変化します!
※私もかなりの種類のケーブルをチェックしてみましたよ☆

いつか色んな種類のケーブルを店内でレンタルしてみようかな?(安くないので)買う前に一度!って感じで!

☆ここでのワンポイント☆
普段からアン直で自分の音を聴き慣れている方であればケーブル交換で音の変化に気付きやすいと思いますが、過激に音を加工している方は感じにくいかもです。。。アン直にトライしてみて下さい。
※あっ、これギターにも言える事ですよ!

STEP3. アンプ



『音抜け』をよくすることですね!

手っ取り早い方法としては、ネジの増し締めでしょうね!単純に音も締まります(芯が出ます)!

それと、ライブハウスなんかでも良く見かけますが、台車にアンプを乗せていますが・・・本来なら床に直接置いた方が良い音を出します!

☆ここでのワンポイント☆
自宅などで少し小さめのアンプをお使いの方に有効な方法ですが、アンプの上にブロックなどの重しを置くと良い音になりますよ☆

後はあれですかねぇ~、他に音を逃がさないためにも壁にアンプをつけると言う方法もありますが・・・ライブ会場などでは厳しいですね(汗)

ついでなので、ライブハウスなどではあまりアンプから重(超)低音を出さないことをオススメします。芯がなくモコつきますよ!

重(超)低音は客席に向いているモニター・・・(DIで送ってる音で)PAさんにお願いすることが一番だと思います!

せっかくなので、DIの説明もしておきましょうか。

STEP4. DI



DI(ダイレクトボックス)とは、楽器をミキサーに接続する際に、外部の雑音の乱入を防いだり楽器の音色に変化を与えないようにするために、楽器の出力とミキサーの入力に挿入するモノです!(うん、説明が面倒臭い!!)

ハイインピーダンスの信号をローインピーダンスに変換するものです。(これも、ムズイ!!・・・か?)

方言を標準語に変換するモノと思ってくれてもいいかもです。

このDIにも色々と種類があるので、自分専用のDIを持ってみてもいいと思います!
(たぶん、ライブPAさんも嫌がらないかと・・・)

買うならファンタム電源で作動するモノよりAC電源(もしくは電池)で作動するモノの方がいいかも!
(因みに当店ではファンタム電源のモノを使っています)

ついでですね、、、結構コイツを使ってるお客さんも多いので・・・

オマケの

STEP5. SANS AMP(BASS DRIVE DI)



持っている、使っている方は結構多いのではないでしょうか?
※逆にコレを持っている人が多いからMXRを使っている人も多いと思いますが・・・

って事で、私がわかる範囲内でご説明いたします!

超定番!ジャズからへヴィメタルまで対応可能な唯一無比のベース用プリアンプ/ダイレクトボックス。マイク録りの空気感、音の太さをリアルに再現し、ドライブ感のあるサウンド。ベーシストの必需品です!って、これって某音屋さんからのコピペです(汗)

結構質問を受けることが多いのであえてここでも説明させていただきます。

お気付きの方もいると思いますが、EQ部分って大体【Hi(Treble)】【Mid】【Low(Bass)】って感じになっていると思いますが、この機種にはMidがありません!

『Midを下げたい時ってどぉ~すればいいんですか?』

『TrebleとBassを上げてあげればいいんじゃないですか?』って事ですよね?

確か、プリセットでTrebleを上げる(ブースト)とMidが下がり(カット)、逆にTrebleとBassを下げるとMidブーストされた気が・・・

後は、BLEND、DRIVE、PRESNECEですかね?

お好みでどぉ~ぞ!って感じですが・・・それぞれの用途を簡単に説明しますと・・・

BLENDとは、入力されている楽器の信号をどれだけSANSAMPに送るかを調整します!

DRIVEとは、全体のゲイン・オーバードライブを調整します!

PRESNECEとは、高域のアタックを引き出します!

取り扱い説明書をチャント見ろってことですが・・・
※因みに私、これ持ってません(汗)

Ex) ゴリゴリ系の音作り
全体のツマミ(BLENDとLEVELは別)を12時に設定して、Trebleはやや上げ、PRESNECEはやや下げ、DRIVEはお好みでイジっていけば比較的お好みのサウンドに近づくのでは?

(世間一般的に、ゴリゴリ系はSANS AMP、ブリブリ系はMXRって言ってる人もいるみたいですが、結局は使い手次第ですよね!)

とかって、説明してますが『じゃ~アンプのセッティングは?』と言う疑問も出てきますよね?

なので、STEP1.で紹介した『アン直』なのです!

ある程度、自分の音をアン直で鳴らせるようになってはじめて『自分の音はもっとこうしたい!』と色々なエフェクターを追加していくわけです!
※なんとなく、まとまったっぽくないですか(汗)

伝えたい事は全部言えたかな???

便利な世の中になってますので、今回私が紹介した内容もGoogle先生に問いかければ何でも応えてくれると思いますよ!
※最後は逃げた?

ミックスダウンの変化・・・

投稿日 2011年9月14日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new | No Comments

ここ数ヶ月の間、ドタバタとレコーディングやミックスをこなしてきて大きく私が変わったこと、それは・・・

ミックス方法が大きく変化!!!

以前にもお話した事ですが、やはりケーブルを追加した事が大きいのでは?と・・・

具体的に説明すると、

今までの私は(おおげさに言うと)『録り音の加工』をしていたのではないかと・・・

で、今の形は『録り音をいかに整理するか』と言う点でしょうか?
※うまく説明できませんが。。。

EQ一つとってみても、従来であれば【ブースト】が基本だった私が【カット】の考え?方にやり方が移行。

『聴く』ことは凄く大事だと思うのですが『感じる』ことを大切に!ってな感じで

以前は本当にお世話になったアナライザーも最近はほとんど使わなくなったなぁ~


聴く・感じるって言うのも色々と使い分けをしていて、高音はヘッドホンなどを使いながら丁寧に聴きながら処理するのですが、低音に関してはまさに体で感じながら処理するようになりましたねぇ~!
※良いんだか、悪いんだか・・・

EQをおかずに話してみましたがコンプに関しても同じ感じですかねぇ~

【音(曲)】との接し方・対話?って言うとなんか変ですが・・・でも、まぁ~そんな感じです(汗)

ここで一つ、私がミックスをやる際に最初にやる方法をご紹介いたします☆

プラグイン&アウトボード(簡単に言えばエフェクト)を一切立ち上げません!

で、何をするかと言うと

録った音(もしくは打ち込んだ音)を『ボリューム』『パン』のみで整理します!

そこからドンとかまえて『その曲をどのようにしたいか』を考え(イメージし)ます!

ただそれだけです!!

あれ?簡単過ぎました?

私の最近の考えでは、『必ずしもEQ&コンプはかけなきゃいけない!』と言う考えではないからです!
※とか言いながらEQはかけちゃいますが・・・(汗)

録り音が変わったからこの発想になったのかなぁ~とも思いますが。

ミックスもそぉ~ですが、やはりマスタリングって難しい。。。

本当に悩み事がつきません。

イベント終了☆

投稿日 2011年9月5日 /カテゴリー: What's new | No Comments

昨日出演したアーティスト、お客さん及び関係スタッフの方々、本当にご苦労さまでしたm(__)m

私自身、なかなかライブに顔を出す時間がなく・・・昨日は本当に楽しい時間を過ごせました!

やっぱライブっていいですね☆

レコーディングした音源とは違った感じで、なんて言うのか体で音を感じれると言いますか・・・

レコーディングの最中にでしゃばって

『ここにこ~ゆ~の(ユニゾン)入れたら?』

ってアドバイスをライブで実行してくれていたりと・・・

なかには、何故か見守ってしまったアーティストもいましたが(汗)

兎にも角にも、本当に楽しい時間でした!

一番うれしかった事は(ツイッターでも呟きましたが)、アーティストさんからCDをいただいたこと☆


もちろん録り音(マスター音源)はもっているのですが、ある意味ジャケットや歌詞カードが付いてはじめて完成と思っておりますので。

更に私の名前やREDHOTと言う言葉が入っていると正直照れます(笑)

だけど、名前を載せていただいている以上、私もそれに恥じないように今後も頑張っていきます☆

アーティストさんには、アーティストさんにできること。

私は、私にできることを最大限に実行していきたいと思います!

イベント終了後の打ち上げ!

これもまた一興!

いやぁ~本当に楽しい時間でした☆

解散した後にもツイッターを通して『楽しかったです!』の一言をいただくと本当にやって良かったなぁ~と実感します。
※酒が入ってた性もあると思いますが(汗)

これからも皆さんに楽しんでもらえるようなイベントを考えていきたいと思います!

最後にもう一度、今回参加してくれたアーティストの皆さん、ライブを観にきてくれたお客さん、会場を提供してくれたchangeスタッフのみなさん、ジャケットデザインをしてくれたKAIくん、後このblogを見ることはなかろうREDHOTスタッフ本当にありがとう、ご苦労さまでしたm(__)m

うちのスタッフに関して言わせてもらえれば、今後も私は『実験』と言いながらドタバタすると思いますが、今後ともお付き合い下さい(汗)

あっ!後、色々と雑用を手伝って(邪魔して)くれた裏スタッフもありがとう(笑)

って事で、私は次なる実験を現在すでに実行しているのでした・・・。

まだまだ私の旅は終わることはないのですね(^^♪

REDHOTpresents【Sound Collection】

投稿日 2011年9月2日 /カテゴリー: What's new | No Comments

水面下で作業していたこのプロジェクトがよ~やく日の目を浴びることができました!

REDHOTオムニバスCD【Sound Collection】(税込500円)
※画像イメージは商品と多少異なります。

今回参加していただいたアーティストは以下の通りです。※収録順

M1.グレートブリテンガ/彼女のキャスター

M2.malloc/direction

M3.Over Amp/ユウナ

M4.バルスクラッチ/こまち

M5.SWANKY DOGS/Wander Life.

今回参加いただいたアーティストの皆さんへ、この場をおかりしてご協力ありがとうございましたm(__)m

上記、5組のアーティストさんは地元(盛岡)で活動している若手Bandの皆さんです。

それぞれ個性があってとても楽しい作品に仕上がったと思います。

私自身も凄く楽しかったのですが、次なる課題もチラホラと・・・これからもっと向上していきます☆

って事で!?

もうほとんど日にちがないのですが・・・、お気付き方もいらっしゃると思いますが今度の日曜日(9/4)に盛岡のchangeWAVEにてレコ発イベントを行います!!!

場所:盛岡changeWAVE
REDHOT presents オムニバス レコ発【turning point】
OPEN 16:30 / START 17:00
オールスタンディング 前売1500円 当日2000円
※入場時ドリンク代500円別


チケットは当店(REDHOT)でもお買い求めいただけます!

尚、当日までに当店でチケットを購入されたお客様には、もれなく今回のCD【Sound Collection】も差し上げます☆

当日、私もリハからお邪魔してますので、皆さんも気軽に遊びにきて下さい!

因みにライブ会場にはオムニバスCDは持って行きませんので、お好みの各アーティストのCDをご購入下さい。
※当分の間は、REDHOT店内でのみオムニバスCD販売いたします。(通販等のネット販売はいたいませんのでご了承ください)

Sound Collectionの収録媒体はCD-Rの為、再生される機器(コンポ・カーオーディオ)等によっては、再生できない場合がございます。

更なる『進化』!

投稿日 2011年7月26日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new, studio | No Comments

先日まで本当に毎日毎日「ケーブル、ケーブル」「ハンダ、ハンダ」の日々でしたが(って言ってる今もハンダ作業ですが・・・)、その作業をしながら新たなる『進化』を模索!

今までのレベルアップはあくまでも【録り音】を重視したマイクケーブル改造計画でしたが、次なるレベルアップは・・・なんて説明すればいいのか・・・簡単に説明をすると【一発録り】のクオリティーの向上と言いますか・・・

お客さんから『(自分達の)CD聴いて下さい!』(私が「聴きたい」とおねだりしてる気もしますが・・・)とCDをいただいて聴いている時にふと思ったことがきっかけなんですが・・・

普段から【クリック】を使って練習しているアーティストさんは関係ないかもしれないけど、クリック慣れしていないアーティストさんの曲とかで『曲の始まりがギターから』とか『曲の途中にギターだけの部分が』って作品があったりしません?

こういった場合の曲のレコーディングってクリックを使えてるアーティストさんは後からクリックに合わせてギターを録ればいいのですが、慣れていないアーティストさんは全員一緒に一発録りをすることになっちゃいますよね?

もちろん一発録りでもかまわないと思いますが、うち(REDHOT)のようにそこまで部屋が広くない場所でのレコーディングってそれぞれの楽器にたてたマイクのかぶりが酷くなりがちです。

うちでも試行錯誤してパーテーションで区切り、それぞれの楽器のかぶりを最小限にしてやる場合もありますが・・・

よっぽど上手いマイキングをしないとセパレートしたミックスにはなりません。
※私の腕不足っていうのもありますが・・・

そこで悩んだあげく、とある方法が☆

カタチ的には一発録りなのですが、ミックスはそれぞれのパート毎にレコーディングしたサウンドとほとんど変わらない方法!

尚且つ、ギターのサウンドは後から作りかえることのできる方法!
※アンプシュミレーターなどではなく、ちゃんとアンプの音をマイクで録る方法です。

うちの場合、他にもいくつか方法があるのですが・・・

例えば、コントロールルームの隣のBoothにギターアンプを置き、同時に別部屋で演奏する方法!

【メリット】

・ギターの音だけ別に録ることができる。

【デメリット】

・アイコンタクトがとれない。

もう一つの方法としてあげられるのが逆DIを使用したリアンプ!

やり方としては、ラインでレコーディングしたギターの演奏をアンプに戻してそれからマイク録りをする方法です!

【メリット】

・ドラム&ベースの録り音を聴きながらギターの音作りができる。

【デメリット】

・ギターの音が(若干)劣化する。
※先日実験してみましたが、私的に『そこまで』気になる音質ではありませんでしたが・・・

手っ取り早い方法は、後者の逆DIを使う方法ですかね?

って言うか、本来であればちゃんと普段から練習していればこんな方法を考えなくてもいいのだと思いますが(汗)

人それぞれですからね!