更なる『進化』!

Posted 2011年7月26日 by fujita

先日まで本当に毎日毎日「ケーブル、ケーブル」「ハンダ、ハンダ」の日々でしたが(って言ってる今もハンダ作業ですが・・・)、その作業をしながら新たなる『進化』を模索!

今までのレベルアップはあくまでも【録り音】を重視したマイクケーブル改造計画でしたが、次なるレベルアップは・・・なんて説明すればいいのか・・・簡単に説明をすると【一発録り】のクオリティーの向上と言いますか・・・

お客さんから『(自分達の)CD聴いて下さい!』(私が「聴きたい」とおねだりしてる気もしますが・・・)とCDをいただいて聴いている時にふと思ったことがきっかけなんですが・・・

普段から【クリック】を使って練習しているアーティストさんは関係ないかもしれないけど、クリック慣れしていないアーティストさんの曲とかで『曲の始まりがギターから』とか『曲の途中にギターだけの部分が』って作品があったりしません?

こういった場合の曲のレコーディングってクリックを使えてるアーティストさんは後からクリックに合わせてギターを録ればいいのですが、慣れていないアーティストさんは全員一緒に一発録りをすることになっちゃいますよね?

もちろん一発録りでもかまわないと思いますが、うち(REDHOT)のようにそこまで部屋が広くない場所でのレコーディングってそれぞれの楽器にたてたマイクのかぶりが酷くなりがちです。

うちでも試行錯誤してパーテーションで区切り、それぞれの楽器のかぶりを最小限にしてやる場合もありますが・・・

よっぽど上手いマイキングをしないとセパレートしたミックスにはなりません。
※私の腕不足っていうのもありますが・・・

そこで悩んだあげく、とある方法が☆

カタチ的には一発録りなのですが、ミックスはそれぞれのパート毎にレコーディングしたサウンドとほとんど変わらない方法!

尚且つ、ギターのサウンドは後から作りかえることのできる方法!
※アンプシュミレーターなどではなく、ちゃんとアンプの音をマイクで録る方法です。

うちの場合、他にもいくつか方法があるのですが・・・

例えば、コントロールルームの隣のBoothにギターアンプを置き、同時に別部屋で演奏する方法!

【メリット】

・ギターの音だけ別に録ることができる。

【デメリット】

・アイコンタクトがとれない。

もう一つの方法としてあげられるのが逆DIを使用したリアンプ!

やり方としては、ラインでレコーディングしたギターの演奏をアンプに戻してそれからマイク録りをする方法です!

【メリット】

・ドラム&ベースの録り音を聴きながらギターの音作りができる。

【デメリット】

・ギターの音が(若干)劣化する。
※先日実験してみましたが、私的に『そこまで』気になる音質ではありませんでしたが・・・

手っ取り早い方法は、後者の逆DIを使う方法ですかね?

って言うか、本来であればちゃんと普段から練習していればこんな方法を考えなくてもいいのだと思いますが(汗)

人それぞれですからね!