ギターエフェクター紹介!【BOSS/OS-2】+α(OD-3ブースター設定)

投稿日 2012年6月15日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new, studio | No Comments

前回宣言通り今回もBOSSのエフェクター紹介です!

それでは早速・・・


≪BOSS/OverDrive Distortion (OS-2)

この機種は1台でオーバードライブとディストーションという2つの歪みを扱えるタイプになっています。

基本的なコントロールは『LEVEL』『TONE』『DRIVE』『COLOR』の4つで行います。
※COLORでオーバードライブ(OD)とディストーション(DS)の切り替えを行うことができます。

COLOR(OD/DS)は、直列ではなく並列接続なので、好みの音作りが可能です。

では、サウンド紹介へ・・・
※今回のアンプ&ギター&ケーブルのセッティグ(チョイス)も【OD-1】の時と同じ使用になっております。

まずは、それぞれの設定から


LEVEL=12時
TONE=1時
DRIVE=11時
COLOR=10時

上記の設定だと前回紹介したOD-3の音よりややマイルドなサウンドを得られると思います。
後はTONEをイジってみるとすぐに好みのサウンドへ近付けるかも知れません。

今回もハムバッカーを使用したのでCOLORをODよりに設定して張りと太さを強調しましたが、シングルコイルの場合はDSよりにして歪みをきめ細かくしてみてもいいと思います。
※その場合、TONEは少し絞り8~9時らへん、DRIVEはおおめに2時頃がいいかと思います。

自分の好みは「オーバードライヴ? ディストーション?」って思う方は一度使ってみてもいいかも知れません!

で!?

今回はこれで終わりません!

前回の最後にお話したOS-2をメインとしたOD-3をブースターとして使用した設定を紹介してみたいと思います。

≪OD-3ブースター設定(例)≫

普段スタジオをお使いの皆さまも色々な歪みエフェクターをブースター代わりに使っておられるようなので、前回紹介したOD-3をブースターとして使った場合の例を紹介したいと思います。

前にも紹介したこの画像をご覧下さい↓


※上記ではストラト(シングルコイル)ですが、テストではSG(ハムバッカー)を使用しております。

前の記事でも書きましたが、オーバードライブを2台使用して、アンプ側(①OS-2)で音を作り、ギター側(②OD-3)をブースターとして使った例です。


上の写真で見難いかも知れませんが、アンプ側で使ってるOS-2は最初にお伝えした設定のままのつまみ位置です。

OD-3の設定はこのようにしてみました。


LEVEL=3時
TONE=12時
DRIVE=off

人それぞれの好みの問題ですが、歪みエフェクターをブースターとして使うので音のキャラクターは変わります。
今回はあえてDRIVEをオフにしてやってみましたが、好みよってはDRIVEを上げてもいいかも知れませんが、OS-2の設定もイジりながら双方のバランスをとり・・・色々と大変になると思います。

やってみた感想では、『ミドル寄りのブースター』といった感じでしょうか?

イントロやSoloなどでオンしてあげれば使い勝手はよさそうです。

OD-3は、そこまで歪みが強くないエフェクターでもありますから、上記のようにブースターとして使ってあげてもいいかも知れません。

ギターエフェクター紹介!【BOSS/OD-3】

投稿日 2012年6月11日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new, studio | No Comments

前回に引き続きBOSSのエフェクターの紹介になります!
※しばらくの間、BOSSしばりになりそうですが・・・

と言うことで、早速紹介にいってみましょう。


≪BOSS / Over Drive (OD-3)

※今回のアンプ&ギター&ケーブルのセッティグ(チョイス)は前回の【OD-1】の時と同じ使用になっております。

前回紹介したOD-1が元祖ですが、OD-3その最新型になります。

画像をみてもらってわかると思いますが、OD-1との見た目の違いは『トーンコントロール』がついてるところでしょうか?
※細かく説明すると・・・デュアル・ステージ・オーバードライブ回路を新たに搭載してる、、、とか難しい説明になるので詳細は省きます。

ってことで、サウンドの紹介へいってみましょう☆

OD-3のセッティングはこのような感じでやってみました。


LEVEL=10時
TONE=1時
DRIVE=2時

大雑把にサウンドの説明をすると、オーバードライブならではの暖かい音です。上記写真は、TONEを1時にしてストロークで弾いた時にハイが低音に埋もれないようにしてみました。
※シングルコイルのギターの場合はTONEを12時にセッティングしてあげてもいいかも知れません。

DRIVEの設定は、もっと激しく攻めたい方はマックスまで上げても良いかも知れません。

このOD-3と言う機種は、バッキングやリードとして使うことはもちろんですが、最近ではブースターとして使っている方も多いようですね!

次回のエフェクター紹介は【BOSS/OS-2】の説明になると思いますので、その時にOD-3をブースターで使った場合のセッティング例でも載せてみましょうかね☆

ギターエフェクター紹介!【BOSS/OD-1】

投稿日 2012年6月7日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new, studio | No Comments

と言うことで、暇を見付けながらお店でレンタルしているエフェクター達の紹介をしていきたいと思います!

第一弾としてBOSSのOverDriveを少々!
※音源もあげれれば良かった・・・

紹介に入る前に、更にマニアックな方のために使用アンプ&ギターを紹介します。


※アンプ/JC120、ギター/Orville by Gibson SG(ハムバッカー)

ケーブルは、
ギター→エフェクター/GEORGE L’S(赤)
エフェクター→アンプ/BELDEN9395

を使用しました。

因みにJC120(CHANNEL 1)のセッティングはこんな感じです。


左から
BLI=OFF
VOLUME=1(8時)
TREBLE=5(12時)
MIDDLE=5(12時)
BASS=5(12時)

それでは早速いってみましょう。


≪BOSS / Over Drive (OD-1)

BOSSのコンパクトエフェクターの1号機です。
※1970年代に発売したモノで現在では(コレクター価格なのか?)高値で売買されています。

ツマミは【LEVEL】【OVER DRIVE】の2つだけとシンプルな作りになってます。

気になる音ですが・・・「BOSSのOverDrive」って音です。(説明になってませんね)

◇SETTING


LEVEL=3時
OVER DRIVE=5時(フル)

上記セッティングの様にオーバードライブをフルにしているのですが、現行のオーバードライブ(エフェクター)より「軽め」で「ザラザラ」とした印象が残りました。
※ヴィンテージなので個体差があるかも知れません。

少し枯れたサウンドですが、個人的に嫌いな音ではありませんでした。

残念ながらお店にあるタイプはMade in japanではありますが、チマタで噂の『銀ネジ』ではなく『黒ネジ』です。

ヴィンテージサウンドに興味のある方は一度使ってみてはいかがでしょうか?

あなたの好みの歪みは・・・『OverDrive』『Distortion』『FUZZ』?

投稿日 2012年6月4日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new, studio | No Comments

エフェクターとは、ギター(ベースなど)の音を歪ませたり揺らしたり響かせたりと様々に音を変化させる機械(機材)のことを言います。
今回はその中でも歪みに着目してみたいと思います。

歪み(俗に言うダイナミクス系)は、歪みの具合によって大きく3種類に分けられます。

皆さんの好みの歪みは果たしてどのタイプでしょう?



暖かみがあり他に比べて軽めの歪みになります。
コードストロークでも1音1音が潰れずはっきりと音が出せるので、コードカッティング等にも向いています。

クリーンに近いようなクランチトーンから比較的深く歪んだロック的な音まで幅広く作れるため、歪み系エフェクターの中でも最もポピュラーなエフェクターです。

◇使い方

アンプ側でバッキング用のクリーントーンやクランチサウンドを設定し、エフェクターをONにして音作りを行います。この状態でエフェクターのON/OFFの音量を同じくらいに設定します。
※ソロ用のオーバードライブサウンドの場合は、バッキングより少し大きめの音量に設定してあげます。

音抜けが悪いと思ったら、トーンを少し上げてあげると解消しますが、上げすぎると耳障りな音になるので注意して下さい。

◇ちょいワザ


ブースターとしての使い方もできます。

上記図のようにオーバードライブを2台使用して、アンプ側(①)で音を作り、ギター側(②)をブースターとして使うことも可能です。
※ただし、オーバードライブに限らずエフェクターを繋ぎすぎると音抜け・音痩せがひどくなるので注意しましょう。

当店では【BOSS/OD-1,OD-3,OS-2,BD-2・HAO/Rumble MOD・Fulltone/FULL-DRIVE2】が、ご利用いただけます。




歪み系エフェクターの中でも深い歪みを作れるエフェクターです。
オーバードライブに比べるとコードストローク等で1つ1つの音が潰れて埋もれやすいためコードカッティングやアルペジオには向きません。
なので、主にギターソロや重厚なリフを刻む時に使用します。

非常に歪が強い分、深く歪ませすぎると音が細くなる傾向が強いので、歪ませすぎには注意が必要です。

◇使い方

基本的にはオーバードライブの音作りと一緒で、アンプ側で音(クリーントーン)を作り、ソロ用の音色やディストーションによるバッキングの音色をエフェクターで作るのが一般的です。

歪ませすぎた音でボリュームを上げると細くてうるさい音の音量を上げるだけになってしまうので、歪み具合やボリュームの調整は、オーバードライブ以上に慎重に行って下さい。

◇ちょいワザ

オーバードライブと同じように、ディストーションもブースターとして使用出来ますが、ONにしただけでゲインが稼げるので、歪みはほとんど上げなくてもOKです。

当店では、【BOSS/DS-1、DS-2・Proco/RAT2】が、ご利用いただけます。





歪み系エフェクターの中で、最も深く歪むエフェクターです。
非常に倍音成分が多く含まれ、芯がある音と言うより潰れたような音がします。

ギターソロやリフに使いますが、かなりクセのあるエフェクターで、荒々しい歪み方をします。

各メーカー(機種)によって歪みの質が違い、オーバードライブのような感じのものもあれば、かなり耳につく歪み方をするもの、音程が分かりにくくなるほど歪むものもあります。

◇使い方

こちらも基本的には上記2種類の歪みの使い方と一緒ですが、アンプでクリーントーンを作り、ファズによる音色をエフェクターで作りましょう。

音量はON/OFF時で同じになるようにセッティングし、音色の変化による音圧のバランスも考えましょう。
※ファズは、音が潰れやすいため音圧が基本的に下がりがちです。

◇ちょいワザ

ファズは、歪みや回路がオーバードライブやディストーションとは違いますので、ブースターのような使い方は出来ません。

ちょいワザってことではないのですが、コードの分離感は悪(無)いので、グランジのような「グシャッ」とした音でのストロークやバッキングなど、暴れるような音でかつ前に出過ぎないような音を狙って使用すると良いのでは無いでしょうか?

当店では、【BOSS/MT-2,FZ-2・ELECTRO HARMONIX/BIG MUFF】が、ご利用いただけます。




歪みとは少々異なりますが、折角なので説明させていただきます。

単純に言えば、ギターからアンプに送られる電気信号を増幅するエフェクターです。

ソロの時に音量を持ち上げたり、バンドサウンドでギターの音が埋もれないために使っている場合もあります。

オーバードライブ、ディストーションの時に述べた『歪み系エフェクターをブースター代わりに使う』ことも可能ですが、元の歪みに対してある程度の歪みもプラスされるわけですから、上記のやり方ではそこを考慮した音作りが必要になってきます。
※クセの少ない(歪み系)エフェクターをオススメします。

最近では、クリーントーンのままエフェクターへの入力信号だけを上げるクリーンブースターと呼ばれるブースターもありますので、そちらの方が使い勝手がいいと思います。

当店では、【Xotic/ep booster】が、ご利用いただけます。





≪最後に≫

「エフェクターを繋ぐ順番はどぉ~したらいいのですか?」と言う質問を受けることがあります。

基本的には『ダイナミクス(歪み)系→空間系』と言うのがセオリーとしてあるのですが、それが絶対ではないと思います。

まずは「自分がどの様な音を作りたいか!」を知るところからがスタートです。

例えば、オーバードライブとディレイがあったとしてセオリー通り

『オーバードライブ→ディレイ(歪ませた音にディレイをかける)』
なのか、
『ディレイ→オーバードライブ(ディレイ音を歪ませる)』

2つのエフェクターの順番をかえるだけで出てくる音はまるで違った音になると思います。

こうやって考えるとエフェクターを使っての音作りもまた変わってくるのではないでしょうか?

今回は【歪み系】をメインに説明していきましたが、時間をみてその他のエフェクターの説明もしていきたいと思います。

※文中にも書きましたが、エフェクターを繋ぎすぎると音抜け・音痩せがひどくなるので注意しましょう。

『ギターエフェクターレンタル』を開始します☆

投稿日 2012年6月1日 /カテゴリー: What's new, studio | No Comments

お待たせをしました!

本日より『ギターエフェクター』のレンタル(有料)を開始いたします。

今回取り揃えたエフェクターは、定番どころで比較的お求め安いモノから雑誌などでは見かけるけど少し手が出しにくいモノ、または現在入手困難なヴィンテージなモノまで揃えてみました☆

皆さんのこれからのスタジオ利用はもちろん音作りのお供に使ってみてはいかがですか?

今回はギターのエフェクターのレンタルですが、いずれベースのエフェクターのレンタルも開始したいと思っておりますのでご期待下さい。

気になるレンタル料金ですが、HPのトップ画面右上のバナーをクリックしても行けますが、下記の『スタジオ&オプション料金』からも飛べますので、ご確認下さい。

『スタジオ&オプション料金』 ←コチラをクリック

今後ともよろしくお願いします。