前回宣言通り今回もBOSSのエフェクター紹介です!
それでは早速・・・
≪BOSS/OverDrive Distortion (OS-2)≫
この機種は1台でオーバードライブとディストーションという2つの歪みを扱えるタイプになっています。
基本的なコントロールは『LEVEL』『TONE』『DRIVE』『COLOR』の4つで行います。
※COLORでオーバードライブ(OD)とディストーション(DS)の切り替えを行うことができます。
COLOR(OD/DS)は、直列ではなく並列接続なので、好みの音作りが可能です。
では、サウンド紹介へ・・・
※今回のアンプ&ギター&ケーブルのセッティグ(チョイス)も【OD-1】の時と同じ使用になっております。
まずは、それぞれの設定から
LEVEL=12時
TONE=1時
DRIVE=11時
COLOR=10時
上記の設定だと前回紹介したOD-3の音よりややマイルドなサウンドを得られると思います。
後はTONEをイジってみるとすぐに好みのサウンドへ近付けるかも知れません。
今回もハムバッカーを使用したのでCOLORをODよりに設定して張りと太さを強調しましたが、シングルコイルの場合はDSよりにして歪みをきめ細かくしてみてもいいと思います。
※その場合、TONEは少し絞り8~9時らへん、DRIVEはおおめに2時頃がいいかと思います。
自分の好みは「オーバードライヴ? ディストーション?」って思う方は一度使ってみてもいいかも知れません!
で!?
今回はこれで終わりません!
前回の最後にお話したOS-2をメインとしたOD-3をブースターとして使用した設定を紹介してみたいと思います。
≪OD-3ブースター設定(例)≫
普段スタジオをお使いの皆さまも色々な歪みエフェクターをブースター代わりに使っておられるようなので、前回紹介したOD-3をブースターとして使った場合の例を紹介したいと思います。
前にも紹介したこの画像をご覧下さい↓
※上記ではストラト(シングルコイル)ですが、テストではSG(ハムバッカー)を使用しております。
前の記事でも書きましたが、オーバードライブを2台使用して、アンプ側(①OS-2)で音を作り、ギター側(②OD-3)をブースターとして使った例です。
上の写真で見難いかも知れませんが、アンプ側で使ってるOS-2は最初にお伝えした設定のままのつまみ位置です。
OD-3の設定はこのようにしてみました。
LEVEL=3時
TONE=12時
DRIVE=off
人それぞれの好みの問題ですが、歪みエフェクターをブースターとして使うので音のキャラクターは変わります。
今回はあえてDRIVEをオフにしてやってみましたが、好みよってはDRIVEを上げてもいいかも知れませんが、OS-2の設定もイジりながら双方のバランスをとり・・・色々と大変になると思います。
やってみた感想では、『ミドル寄りのブースター』といった感じでしょうか?
イントロやSoloなどでオンしてあげれば使い勝手はよさそうです。
OD-3は、そこまで歪みが強くないエフェクターでもありますから、上記のようにブースターとして使ってあげてもいいかも知れません。