【(地震)近況報告】

投稿日 2011年3月13日 /カテゴリー: What's new | 1 Comment

すでにご存知かと思いますが、この度の地震で多方面で多大なる被害が出ております。

当店(レッドホット)も本日・・・先ほど電気が通りました。

Twitterなどを通して予約キャンセルのご連絡をいただいたおりますが、この状況ですから・・・。

今は皆様、そして皆様の大切な方々の安否が心配です。

こちらとしましても臨機応変に対応させていただきますので、何かご協力ができることがありましたらご連絡下さい。

取り急ぎ、私もお店と自宅を行ったり来たりしていると思いますので、お店の電話&メールでのご連絡よりもTwitterでのやりとりの方が早いと思いますので、お急ぎの方はこちらで→Twitter【REDHOTmorioka】

今は、『急がず・焦らず』今を乗り越えて行きましょう!!!

なんだか久々のblog・・・

投稿日 2011年3月6日 /カテゴリー: What's new | No Comments

サボっていたこのblog、たまには更新してあげないと・・・。

なんか最近、暇なようで忙しい毎日を送っております。

企画の曲のミックスしたり、作曲依頼されている曲のアレンジしたり、お店(事務的な)の仕事したりetc・・・

Twitterの方で(下らない事を)呟いてますが、『レコーディングしたい!』とか『ガンプラ作りたい!』って吠えてみたり(^^ゞ

基本的に私はモノ作りが好きなんですね!

このblogを書いていながら進めている作業なんですが、次回のこのblogのネタが『REDHOTマニュアル≪クライベイビー改造計画!≫』って事で、色々と・・・さらにマニアックなblogの為の準備をしております!
※少しでも分かりやすいようにと作業してたらblogの更新がおろそかになっていましたm(__)m

私は一体何をしたいのでしょうね?

・・・やはりモノ作りをしていたいんだと思います☆

次に着手したいと思っていることが、ガンプラ作りと言う名のオブジェ作り・・・だと「何やってんの?」って言われそうなので自作エフェクターにチャレンジしてみたいと思います!

しかも、もう作るモノは決定しているのです!!

今回、その第一弾として製作するのが『(ギター&ベース用の)ブースター』を少し贅沢に作ってみようかと考えておりました!
※もちろん私が作った自作エフェクターは、店(スタジオ)内で試奏していただけるように準備いたしますので、興味のある方は練習の合間にも『使ってみたい!』とスタッフに伝えて下さい!

まぁ~、作業にかかるのはもう少し落ち着いてからになると思います・・・。(通常業務優先です!)

その模様(製作段階)は、blogより先にリアルタイムでツイッターで呟いていきますので興味のある方は下記のロゴからフォローミー!
※ツイッターでは、結構下らない事を呟いている事が多いのですが・・・

久々の再会・・・からの『私』の思い

投稿日 2011年2月19日 /カテゴリー: What's new | No Comments

本日(2/18、日中)、お店の買い出しに青木楽器へ行ってきました!(なんか久々に・・・)

そこで、思わぬ方に遭遇!

その方とは、JIVEのマスター(船越さん)☆

いやぁ~、非常に楽しいお話をさせていただきました!

船越さん:「たまにblog見てますよ!」「実験、いいじゃないですか!」

恐縮です(>_<)

私は、実験マニアなので他のスタジオで録った音源が凄く気になります。

盛岡のアーティストさんは・・・大体の方が『JIVEさん』『HANASAKIさん』、少し離れた『さくらホールさん』でレコーディングをされていると思います。

正直、私はどのスタジオさんの音も好きです!って言うより勉強(参考)になります!
※『HANASAKIさん』の音を聴いたことがないので、誰か聴かせてぇ~

色々な方に「REDHOTさんは、機材揃ってていいですね!」と言われますが、私から言わせてもらえば『機材が揃ってるだけ』なのです。

全ての機材を100%使いきっているかというと・・・まだまだ、全然です。

船越さん:「私のとこで録れば、うち(JIVE)の音にしかならないんです。」

じゃ~、機材が揃ってるうち(REDHOT)でJIVEさんの音を録れるかと言ったら、私にはできません・・・。

それは、どのスタジオの音にも言えます。

新参者の私が言える立場ではありませんが、『選べる』ってお客さんからすれば凄くいいことだと思います。

それは、クオリティー的なモノであったり、金額的なモノであったり、人間関係であったり・・・。

この時代、本当に個人(宅レコ)のレベルが凄く高くなっていると思います。

そんな世の中で『私みたいな宅レコ上がりのど素人がレコーディングを語っていいのかな?』とオープン当時思っておりましたが、今はそう思いません。

田舎の盛岡でも宅レコ人口は多いはず!

中央(東京など)と違ってDTMを扱うお店がほとんどありません。

「ならば」の発想です!

以前、東京に私が住んでいた時と比べて(宅レコの)話題を共有できる仲間が盛岡に少ない。

お店(REDHOT)をやっていて思いました。

以外に多いんです!宅レコ人口!

先ほども言ったことですが、私も宅レコ上がりです。なので、皆さんと同じ目線でレコーディング、ミックスに挑めるのです!

ですが、それで商売をしている以上みなさんよりも少し上でいなければいけないと思っております。

だから『実験(勉強)』なのです。

お店で会話したことのあるお客さんなら私のこんな言葉を聞いたことがあるかも知れません。

以前、メールやお店にて

「blog(REDHOTマニュアル)であんなに裏ワザやなんかを紹介しててもいいんですか?」

私的には、いいんです!
※それ系の音楽雑誌によく出てきてますし。

例えば、マジシャンなんかが手品の種明かしをしたとします。でも、種を公開してしまったら商売あがったりになってしまいますよね?

では、そのマジシャンは何をするでしょう?

新しいマジックを開発しますよね?

私は音楽(レコーディング、ミックス)なんかもそうだと思います!

このblogを通してあえて自分を不利な状況にもっていって、次を考えるのです。

私の好きなエンジニアさんの言葉なのですが。

インタビュアー:「あなたの最高の作品はどれですか?」

エンジニア:「NEXT ONE(次の作品)です!」

まさに『それ』です。

毎回、レコーディング&ミックスにはその時の100%で挑んでおります。

私のいけないとこですが、納期が決まっていないと作品が出来上がりません(T_T)

正直、ミックスに終わりがないのです・・・これって、実験マニアの性なのでしょうか?

失礼な話ですが、昨年やったミックス・・・極端に言えば昨日やったミックスより、今日のミックスの方が出来はいい・・・。
※昨年録ったアーティストさんすみませんm(__)m

だからと言って、以前やった私の作品(ミックス)にもう一度手をつけることは絶対にありません!

その時の私の100%なのですから!

「REDHOTの音って良くないよ!」

と言われると、悔しいですが仕方がありません。その時の100%だったのですから。
※まだ面と向って言われたことがないのが幸いです・・・

だからの『実験(勉強)』なのです!

よくお店を従業員に任せて私はコントロールルームに引きこもります。

その理由は実験もありますが、『作業の手癖』をつけているのです。

私の作業が早くなる=お客さんのレコーディング時間(ストレス)が少なくてすむ=料金が安くなる

と私は思っているからです。

私、バカなので頭で考えることが苦手なもので・・・(^^ゞ

今は本当にレコーディング&ミックスの数をこなす・・・経験を積むことが私の目標?テーマなのです!

バンドサウンドのレコーディングしてぇ~~~!←本音です(^^ゞ

文明の力・・・使ってもいいと思います。使わなくても知るべきだと思います!
※私がエンジニアで入る場合は言って下さい。それを決めるのはお客さんの自由ですから。

プロを目指さなくても、(レコ&ミックスを)趣味でやってる方でも、技術は知っておいて損はないと思います!
※色々と応用できたりしますし。

まだまだ私には『やる事(やれる事)』が沢山あるなぁ~。。。

なんだか、よく分からないことをダラダラと言い続けてしまいましたが・・・最後に!

今後、REDHOTでレコーディングをお考えの皆さまに伝えておきたいのですが・・・

『良い作品を作りたい!』と思われてる方(大体の方がそうだと思いますが・・・)、レコーディングの前に打ち合わせをしっかり行いましょう!

理由としては、『こーゆー音にしたい!』と音(イメージ)が明確であれば、それなりに機材(マイクなど)のチョイスを事前に考えることができるのでレコ時間の短縮にもなりますし、スムーズに作業が行われます!
※後からの処理で、どーにもならない事もありますから・・・。

それは音以外にも、時間的な都合であったり、金額的なものであったりと・・・。
※音に関しては、アーティストさんの腕にも関係したりもしますが。

私は、一緒に良い作品を作り上げていきたいと思っております!

そのためにも・・・実験、勉強、経験ですp(>_<)q

って、オレ・・・もっと頑張れ!!!

3月からの新メニュー(予定)

投稿日 2011年2月16日 /カテゴリー: What's new, cafe | No Comments

なかなか、表に出てこないお店の新メニューの一部を紹介☆

【うどん】

こちらの商品はランチ時間のみの提供となりまぁ~す!
※しかも、期間限定となりますので・・・。

【ロコモコ(REDHOTオリジナル)】

REDHOTオリジナルとうたっている理由は・・・
通常のロコモコのソースってデミグラだったりするのですが、しょうゆベースのアボガドソース!

他にも新メニューを試行錯誤中でしたので、随時blog等で紹介していきます☆
※スイーツ系も考え中・・・(T_T)/~~~

間に合え・・・3月(>_<)

REDHOTマニュアル≪マスタリング(音圧)編≫

投稿日 2011年2月15日 /カテゴリー: REDHOTマニュアル, What's new | No Comments

最近、企画のせいなのか、こんな質問をよく受けます。

『最終的にCDにおとした時に【音圧】が低い』

『(市販されている)CDより音が小さい』等々・・・。

そこで今回もまたザックリと音圧を上げる方法を説明したいと思います!

まず始めに【マスタリング】の流れから説明したいと思います。

【マスタリングとは?】
厳密に言うとマスタリングとは、プレス工場でCDをプレスするのに使う「ダンパー」という型を作る作業のことで、マスタリングエンジニアが行っている作業を「プリマスタリング」と言います。

とは言え、この両方をひとくくりにして『マスタリング』と読んでしまっても問題ないと思います!

【プリマスタリングの作業(流れ)】
簡単に説明すると、ミックスが終わってバウンスした2ミックスに対し、EQやコンプをかけて音圧や質感を整えて曲間を決めてからプレス工場に送るマスターを作る作業(流れ)となります。

因みに、マスタリングを行う際に2つの方法があります!

○マスタリングソフトを使う場合
○DAWソフトを使う場合

当店では、後者のDAWソフトで作業しておりますが、ライティングソフトとしてPeak6を使用しております。
※Peak6はマスタリングソフトとしてお使いになれます!!

【BIAS/Peak Pro6】
■波形編集/マスタリングソフト
■最高32-bit/10 MHzでレコーディング
■カスタマイズ可能なツールバー及びキーボード・ショートカット
■ジョグ/シャトル/テープスタイルのスクラブ機能
■高速なテイク及びトラック・アッセンブリーに最適化された波形プレイリスト編集
■RAMベースの超高速編集及びプロセッシング ? ハード・ドライブへのアクセス・ディレイが皆無
■他に類を見ないループ・クリエイション・ツール
■歪みを回避したビット低減を実現するBIAS & POW-rのディザリング搭載
■AU/VSTプラグイン・サポートとVboxエフェクト・ルーティング・マトリクス
■CD-TEXT、クロスフェードなどを備えた、Red Book規格に完全準拠するCDのライティング

っちゅう事で、早速「簡単に、ザックリ!」説明します!
※ここから説明するプラグインの順番&メーカーは、あくまでも参考ですので、繋ぐ順番はご自身で試してみて下さいm(__)m

①EQで質感と空気感を補正する

【WAVES_REQ6】

サウンドの質感に関しては、ミックスの時と同様にEQで整えます!

ただし、2ミックスの音源を扱うマスタリングでは、ボーカルの音域を上げるとそれと同時にスネアの音量も上がってしまうので、特定のパートだけを基本的にやめておきましょう!
※私は、とある方法でやっちゃいますが・・・(^^ゞ

なので、ポイントとなる周波数帯域をしっかりと把握したうえで、曲のバランスを崩さないように、±1dB程度のわずかな上げ下げで質感をコントロールしましょう!!

②コンプで音量のピークを整える

【WAVES/C1】

マスタリング時のコンプ処理で上手く活用していただきたいのが、先日から何度も伝えてる『サイドチェイン機能』です☆

通常、2ミックスの音源にコンプをかけると、アタックの強いキックが鳴ったタイミングで他の全ての音に対してコンプが動作してしまい、その都度、曲全体に音圧が動作してしまうので、サイドチェインでローカットフィルターをオンにしておけばキックやベースといった低音の楽器にコンプが対応しなくなり、中高域のピークにのみコンプをかけることが可能になります!
※サイドチェインは、120Hz以下のローカットをオンにします。

【マルチバンドコンプを使う場合】

【McDSP/MC2000】

普段使っているコンプにサイドチェイン機能が付いていない場合は、このマルチバンドコンプをオススメします!

マルチバンドコンプは帯域ごとにコンプがかけれるので、低域にコンプがかからないように設定すれば、上記の設定と同様の効果を得ることができますよ☆

③リミッターで音圧を稼ぐ

【Digidesign/MAXIM】

EQやコンプによる各曲の音質調整が済んだら、仕上げにリミッターを使って曲全体のレベル調整を行いましょう!

「コンプで不要なピークを抑えたり、極端にレベルの小さい部分を持ち上げたのでは?」

と、お思いの方!

リミッターで、CDという器の中にできるだけ大きなレベルで曲を収めるための処理を行います!

それと、音量レベルを確実に0dB以下に抑え込める、レベルが0dBを超えた時に発生するデジタルノイズを防ぐこともできます!

≪裏ワザ≫

複数のリミッターを使って少しずつ音圧を上げる方法があります!

【WAVES/RCompressor】
【WAVES/L1】

私の場合、MAXIM、RCompressor、L1などリミッターをインサートして、それぞれで+1~2dBずつ持ち上げて、合計で+5~6dBほどの音圧を稼ぎます!

プラグインのクセが付きにくくなり、より色付けの少ない自然な質感に仕上げられます!

おまけ的な、補足・・・

マスタリングだけではなく、その前段階の2ミックスにも言えることですが、最後にプラグインを1つずつオフ(バイパス)にしてみて、効果が感じられないモノは外してしまった方がいいと思いますよ!

そうした方が余計な音声処理を減らすことができ、音質的にも有効だと思います☆

今回紹介しているプラグインは、私が普段使っているプラグインなので、決して「これじゃなきゃダメです!」ってモノではありませんm(__)m