歪み(ひずみ)[distortion]
信号を増幅、伝送する過程で、もとの信号にはない成分が生じたり、信号の成分の一部が失われたり・・・つまり信号が変質することを指します。
ギターなどで『ギャンギャン』いってる音と想像する人が多いと思います。
ですが、今回私はまた違った感じで『歪み』を説明したいと思います!
※内容はDAWがメインとなります。
DAWソフトには『ディストーション』『オーバードライブ』『ファズ』『アンプシュミレーター』、『サチュレーター』もかな?さまざまな歪みが存在します。
先ほども言いましたが、大抵の方は『歪み』と言うと、ギターなどの激しい音を連想すると思います。
私もそうです(^^ゞ
ですが、ミックスなどではまた違った使い方ができます☆
例えば・・・
1.音を馴染ませる
2.存在感を引き立たせる
などといった使い方をします。
因みに、私が主に使うプラグインはこれらです!
【Lo-Fi】
【SANSAMP】
【Reel Tape Saturation】
最近は録り音の段階で馴染ませるようにしていますが、いざとなったら『Reel Tape Saturation』で馴染ませちゃうこともありますなぁ~(汗)
※意外と楽に馴染みます!
↑↑↑この方法って前にも説明したかな?
まぁ~いいやっ
今回は意外と知られていない方法!?としてこちらを紹介したいと思います☆
アコギにインサートしちゃいます☆
おいおい、クリーンな音を歪ませちゃダメじゃまいか!!!( ゚Д゚)
(ー_ー )フッ
バンドサウンドにアコギを入れると(アコギの)音が埋もれてしまう・・・
そんな事を経験したことってありませんか?
大体の人はアコギのボリュームを上げてみたり、コンプを強めにかけたり、EQでおもいっきりハイをあげてみたりしていません?
これって前回お話した『音の飽和』と同じことです!
似たような事ですが・・・
全体の中でボーカルが小さい。
↓
ボーカルのボリュームを上げる。
↓
ボーカルの音がわれる。
なぁ~んて経験は?
これのアコギバージョンだと思って下さい。
この場合、私の場合ミックスからやり直しますが、今回の内容の【歪み】で解決させる時があります☆
いたって簡単!私は【Digidesign/Lo-Fi】をインサートしちゃいます!
あくまでも存在感を引き立たせる事がメインなので“distortion”をほんの少しだけ加える感じです(隠し味程度に!)
この方法はアコギに限らず、『ベース』『ドラム』『ボーカル』なんかにも応用できますよ!
※音を歪ませると『音痩せ』するケースが多いのでEQで音質補正をして下さい。(特に高音・低音が・・・)
歪み一つ取っても色々な使い道があります。皆さんも色々と実験してみて下さい(*´・ω-)b
おぉ~。適切でわかりやすいです(・∀・)
いままでLo-Fiの使い方があやふやだったんですよね~^^;
大変参考になりました!