REDHOTマニュアル≪歪みエフェクター編≫

Posted 2011年11月24日 by fujita

歪み(ひずみ)[distortion]
信号を増幅、伝送する過程で、もとの信号にはない成分が生じたり、信号の成分の一部が失われたり・・・つまり信号が変質することを指します。

ギターなどで『ギャンギャン』いってる音と想像する人が多いと思います。

ですが、今回私はまた違った感じで『歪み』を説明したいと思います!
※内容はDAWがメインとなります。

DAWソフトには『ディストーション』『オーバードライブ』『ファズ』『アンプシュミレーター』『サチュレーター』もかな?さまざまな歪みが存在します。

先ほども言いましたが、大抵の方は『歪み』と言うと、ギターなどの激しい音を連想すると思います。

私もそうです(^^ゞ

ですが、ミックスなどではまた違った使い方ができます☆

例えば・・・

1.音を馴染ませる
2.存在感を引き立たせる

などといった使い方をします。

因みに、私が主に使うプラグインはこれらです!

【Lo-Fi】

【SANSAMP】

【Reel Tape Saturation】

最近は録り音の段階で馴染ませるようにしていますが、いざとなったら『Reel Tape Saturation』で馴染ませちゃうこともありますなぁ~(汗)
※意外と楽に馴染みます!

↑↑↑この方法って前にも説明したかな?

まぁ~いいやっ

今回は意外と知られていない方法!?としてこちらを紹介したいと思います☆

アコギにインサートしちゃいます☆

おいおい、クリーンな音を歪ませちゃダメじゃまいか!!!( ゚Д゚)

(ー_ー )フッ

バンドサウンドにアコギを入れると(アコギの)音が埋もれてしまう・・・

そんな事を経験したことってありませんか?

大体の人はアコギのボリュームを上げてみたり、コンプを強めにかけたり、EQでおもいっきりハイをあげてみたりしていません?

これって前回お話した『音の飽和』と同じことです!

似たような事ですが・・・

全体の中でボーカルが小さい。

ボーカルのボリュームを上げる。

ボーカルの音がわれる。

なぁ~んて経験は?

これのアコギバージョンだと思って下さい。

この場合、私の場合ミックスからやり直しますが、今回の内容の【歪み】で解決させる時があります☆

いたって簡単!私は【Digidesign/Lo-Fi】をインサートしちゃいます!

あくまでも存在感を引き立たせる事がメインなので“distortion”をほんの少しだけ加える感じです(隠し味程度に!)

この方法はアコギに限らず、『ベース』『ドラム』『ボーカル』なんかにも応用できますよ!

※音を歪ませると『音痩せ』するケースが多いのでEQで音質補正をして下さい。(特に高音・低音が・・・)

歪み一つ取っても色々な使い道があります。皆さんも色々と実験してみて下さい(*´・ω-)b

  1. 飛騨正午(菊地秀幸) commented:

    おぉ~。適切でわかりやすいです(・∀・)
    いままでLo-Fiの使い方があやふやだったんですよね~^^;
    大変参考になりました!