REDHOTマニュアル≪ハウリング編 その①≫

Posted 2012年4月20日 by fujita

最近お客様から質問される『ハウリング』について、今回から暇を見付けてご説明しようかと思います。


そもそも『ハウリング現象』はお分かりでしょうか?


スタジオなどで練習している時に『キーーーン』って鳴っている音(高音)や『ブーーーン』って鳴っている音(低音)がそうです!
原因はいくつかありますが、今回は【その①】を紹介したいと思います☆

まず皆さんが普段スタジオを利用している時のことを思い出してみて下さい。
歌っている時に音(声)が聴こえにくいからといってスピーカーの近くで歌ったりしていませんか?

それはNGです!

上の図のように、マイク→ミキサー→スピーカー→マイク→ミキサー・・・というような無限ループな状況だとハウリングが起こります!
※この様な時に『キーーーン』と耳を痛める音が鳴ります。

で、解決策は何か?

スピーカーから出る音をマイクで拾わない場所に移動する!

これだけでも大分違ってくると思いますよ!!

それと、ハウリングの問題点となるいくつかの細かい点をまとめてみますので、ご参考までに・・・

◆マイクはなるべくスピーカーに近づけない

◆ハンドマイクでマイクを握る人は、マイクの頭部分(グリルボール)を手で覆わない
※カラオケなどでもよく見られる光景ですが・・・ハウリの原因ですよ


◆大きい音のする所からマイクを離す
マイクで声以外の大きな音(ギター、ベース、ドラム等)を集音してもハウリングの原因へと繋がります。

ハウリング以外に皆さまの技術力アップにも繋がることなので、こちらの事も説明しておきます!!!

普段、スタジオを利用してくれているお客さまを見ていて思うことなのですが、『練習している時の音が大き過ぎ!』という事がよく分かります。

そ~いった大体のお客さんが・・・

『音がハウるんですけど・・・』

って。。。

そりゃ~そ~でしょう(汗)

上記であげた【大きい音のする所からマイクを離す】に該当になると思います。

と言う事で今回の説明はここまで!
次回は、【その②】でスタジオでのハウらない音の使い方について説明していきたいと思います☆