REDHOTマニュアル≪宅録(ギター)編≫

Posted 2010年5月7日 by fujita

最近マジメでしょ(^_^)

久々のREDHOTマニュアルですが・・・
※一部の人から「マニアック過ぎる」と言われたのでお休みしていました(^^ゞ

今回は、以前私がやっていた経験をもとに宅録しかも【ギター録り】に絞って説明したいと思います☆

ギター録り&録音機材の方法は多々ありますが、今回はDAWではなくMTRをメインに話を進めていきたいと思います。
※大体の方はMTRとコンパクト(またはマルチ)エフェクタ-をお持ちのようなので・・・

だからと言ってDAWには通用しない知識ではありません!

【マメ知識】
DAWデジタル・オーディオ・ワークステーション Digital Audio Workstation )とは、デジタルで音声の録音、編集、ミキシングなど一連の作業が出来る様に構成された一体型のシステムを指す。

DTM:デスクトップミュージックDesktop Music )とは、パソコンと電子楽器をMIDIなどで接続して演奏する音楽、あるいはその音楽制作行為の総称。”DTP”(デスクトップパブリッシング)をもじって作られた和製英語である。
※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

MTRにギターを録ったことがある方は『音がちゃちい!』と言う経験したことがあると思います。

余談ですが、学生時代に私は【YAMAHA/MT8X】と言うカセットテープのMTRを使っていましたが、その後【Roland/VS-1680】へ機材変更を行った際に『アナログよりデジタルの方が音が薄っぺらい(T_T)』と感じたものでした・・・
※実はMT8xとMT8xMKⅡの二台はいまだに実家で眠っております・・・

※こちらも眠っておりますが・・・今後使うことはあるのか?

なんて言うのかなぁ~?デジタルってキレイに録れ過ぎると言うか・・・

って話は置いといて・・・(^^ゞ

早速本題!

まず、コンパクトエフェクターを宅録で使う場合は、音作りに必要な最小限のモノだけをつなげましょう!
※何台もエフェクトを接続するとノイズの原因になるうえに、余計な回路/ケーブルを通過している分、音抜けも悪くなります。

それと、歪み系のコンパクトエフェクターから直接MTR(またはオーディオインターフェイス)につなぐと「ライン臭い音」になります!
これは音色のバリエーションの一つとしても使えますが、アンプをマイク録りしたような音が欲しい時は『スピーカーシミュレーター』や『マイキングシミュレーター』と呼ばれる、マイク録りした質感をシミュレートした単体モデルをエフェクターとMTR(またはオーディオインターフェイス)の間にかましましょう!

因みに当時の私は『Tech21/SANS AMP』や『Marshall/DRP-1』を使っておりました。
※お店にあったのでパシャリ!

最近ではアンプシミュレーター内臓のエフェクターが増えていますから、そちらを使った方が楽かと思いますが・・・

これまた因みに、私はマルチエフェクターとしてLINE6/PODxt&PODxtPro&BassPODxtProを使用しております。
※現役です!

※上の赤いのが『PODxtPro』で黒いのが『BassPODxtPro』となります。

ここだけの話、最近は面倒なのでPCの方で『Eleven』や『GTR』『Guitar Rig』を使っていますが・・・
↑ Eleven
↑ GTR
↑ Guitar Rig

また脱線してしまった・・・(゜-゜;

歪み系エフェクターと単体アンプシミュレーターを併用する場合は、シミュレーターの前にエフェクターを接続してブースター的に使うのがセオリーです。こうすると、ギターに適度な粗さと張りがでます。
この場合は、歪ませるのではなく、音圧を上げるのが目的なので、エフェクターのゲインは抑えて、レベルをフルに上げましょう!

おまけで、自宅でアンプの音を出せる環境の方へ簡単ではありますが【マイク録り】の方法もお教えしとこうと思います!

まずは『オンマイク』と『オフマイク』の違いから・・・

一言で言えば、アンプやアコースティックギターなどの音源にマイクを近づけて録音することを「オンマイク」といいます。
オンマイクは、楽器音を直接収音するため、クリアで芯のある音が収音できます☆ また、音源にマイクをち近づけると低域が強調される「近接効果」を利用したい時もオンマイクは使われます!
↑ アンプのネットグリルに触れない程度まで近くに立てるのが「オンマイク」です!エッジの立った直接音を収音できます☆

一方、オフマイクは楽器音に加えて部屋の残響音も拾うため、柔らかくて空気感のある音質を得ることができます!
↑ アンプから20~30cm程度離した「オフマイク」。アンプの箱鳴りから空気感まで一緒に収音できます☆

↑ おまけですが、かなりアンプから離して部屋鳴り全体を録る「アンビエンスマイク」。部屋の壁などに反射した反響した反射を中心に録れます☆

あとは、基本的なことですが「ガリガリッ」ってノイズをなくすことも重要だと思いますよ!

例えば、長く使っていないジャック(端子)は金属部分が酸化したり汚れが付着して、そのままの状態で使うと接触不良が起きたり、ガリノイズが発生したりすることがあります!

ノイズが出た際は、楽器屋さんやホームセンターなどに売っている「接点復活剤」などを使って、端子をクリーニングすればOKです☆
※接点復活剤は、だいたい1000円前後で購入できます!

ポイントは、必要最小限の量で済ませることです!

たっぷり塗布すればいいというものではなく、使い過ぎると逆にホコリや汚れなどが付着しやすくなり、かえって症状が悪化する可能性もあるので、適量を心掛けましょう!

いゃ~、久々に書き殴りましたねぇ~(^^ゞ

本当、最近はDTMの方も多くなってますから、情報的に少し古いかも知れませんが・・・「初心忘れるべからず」ってことで(^_^;)